ハイエナ・ロードのレビュー・感想・評価
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パッとしない戦争もの。
アフガニスタン南部タリバン発祥の地にて戦争しているカナダ兵の話。序盤から何の戦争だか、何の任務だか、敵は何か語らず戦争している兵士達。
途中タリバン兵と戦っているのがやっと分かる。
戦闘シーンですが、このくらいの戦争モノであればいくらでも有るのでパッとせず。
敵兵も素人にしか見えないんだよね。
また、映像的に迫力があるんだけど同時に違和感もある。
戦争映画とは違う軍事協力のプロモーションの様な映像。
TVドラマの様な地元民間人協力撮影映像。
難しい戦闘用語並べ立て
繋ぎ合わせて誤魔化されている感がある。
似たような感はシン・ゴジラか。
こちらは怪獣出てこないが。
戦争「映画」って呼びたくないな。
それしか言えません💦
違和感を感じてくれる人募集します✨w
カナダ映画も悪くない
アフガニスタンでのカナダ人兵士達の話。
カナダ映画はあまり観る機会がないけど、悪くはない映画だと感じた。
■良かった点
・前半と後半は観やすかった。特に最後は、泣ける系の感じになっている。
・説明しにくいけど、普段観る映画と少し違った感じに感じるかな。悪く言うと、ちょっと地味といった感じ。
■残念だった点
・中盤が少し退屈かな。
アフガン多国籍軍の中のカナダ軍
クライマックスの長距離砲撃はあまりみない演出
結構派手に人体破壊、銃撃と地雷
アレクサンダー大王の言葉を引用「アフガンは土にまで敵意にあふれている」
カナダとアメリカが親密でないこともうかがわせる
超傑作
カナダ映画などはあまりみる機会もないせいか、これも知らなかったが思わぬ掘り出し物だった。
途中退屈する場面もあるが、ラストのたたみかけるような展開がすごい。
最近の戦争映画は只々絶句するばかりのものが多いきがするが、これは人間ドラマとしても素晴らしい。
アフガニスタン情勢、特にこの映画の時期からだいぶたっているので、当時どういうニュースが入ってきていたか詳しく覚えていないし、これで描かれてることは真実に近いのかよくわからないが
それぞれの立場、誇り、退くに退けない状況。それが最悪な結果を招いてしまうわけだが、それが切なく美しくもある。悪い連中(とおぼしき連中)もいるわけだが、それもやはり退くに退けないという感じで最後は泣いてしまった。
正直、我々はアメリカとは違い、民族の誇りをちゃんと理解しているぞ、カナダ軍は正義の味方だぞ。という部分もなくはない、そういう自国肯定的部分も。
しかし、アメリカ人がつくる911からはじまった一連の戦争の映画と違い、一歩引いた見方というか、アレクサンダー王の言葉の引用なども入ってきて
かなりバランスが取れた客観的な視点の映画だと思う。
むかしマンガ「マスター・キートン」でムスリム側から描いた話がいくつかあったのを思い出した。それに近いものを感じた。
なんでこういう映画を日本公開しないのか、素晴らしいの一言につきる。
アメリカンスナイパー
ゼロ・ダーク・サーティ
などなんかよりはるかに素晴らしい映画
訂正
日本公開したんですね、全く知らなかった。
町山さんとかうたまるさんはこういうも紹介してほしいよなあ。全然知らなかったぞ。紹介してたんかな
複雑極まりない。
複雑極まりないのは内容もそうなのだが、それ以上に戦争と政治、宗教、家族、愛の絡まり方。
レビューできるほどの語彙力はないけど、こんがらがってやばい。
でもゆっくり考えれば、それぞれの関係を吟味することができ、物事の進み方を理解することができる。(戦闘中にそんな余裕はないと思うが。)
現代戦を取り上げた作品の中でも随一の作品のように思う。
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