劇場公開日 2017年7月15日

「多少違和感あれどマズマズ良作」ノーゲーム・ノーライフ ゼロ Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0多少違和感あれどマズマズ良作

2017年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

萌える

 実に面白い作品だと思いますが、個人的にはシモネタやギャグシーンをあぁ言うタイミングで挟むのに違和感を感じてしまい、もう一歩波に乗りきれない緊張が切れる部分がありました。感情が荒ぶる反面、TV版同様にギャグ描写でクネクネと動く。どうなんでしょうかね?
 ソレ以外の物語部分、内容・脚本や、ビジュアルなど制作面での出来栄えは非常に良かったと思えます。TV版を楽しめた人なら殆どの人がチャンと楽しめる内容だし、予備知識無しの初見さんでも理解出来ないと言う程でもなく。諸々マズマズな感じではあります。

 後は好みの問題。自分にはやはり上記の様なキャラや世界設定などの基礎的な部分でのプレファレンスに、イマイチ微妙なフシ(違和感?)があり、終始観賞に影響していました。自分の勘違いかも知れませんが、空/白とリク/シュビィは相互無関係なのにキャストを同じにした(シュビィとシロが何となく似てる、空と陸など)意図に深い意味はないのかな?

 ともあれ、好評を博したこの作品、来月には4DX上映も企画されているとのこと。勿論コンテンツとしては大成功を収めたと言えるでしょう。

Geso_de_Nyoro