映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のレビュー・感想・評価
全53件中、21~40件目を表示
期待はずれ
結構ドラえもんの映画は好きで子どもと観に行っても内容にうるうるする事があったけど、今回の観て今後は、行かない。ブリザーガがもののけ姫のデイダラボッチにしか見えない。食べ物を食べるシーンでもだけど、ジブリ映画の人が携わったの?それにしてもつまらなかった。クオリティーの低いドラえもんにつまらないの一言。
ドラえもん映画ってこんなに面白かったっけ!?
最後に劇場でドラえもんを見たのは太陽王伝説。実に15年ぶりの、新ドラになってからは初めての映画ドラえもん。
ストーリーは昔見た通りのいつも通りの展開。のび太が駄々をこねてどこでもドアで秘境(今回は南極)へ行って、いつものメンツを誘って、謎ときをしているとトラブル?に巻き込まれて、どうにかする話。…なんだけど、いや面白い。
まあ、冒頭ののび太がリングを拾うまではいい。普通。そこからの話の持って行き方、展開の作り方がすばらしい。まずドラえもんが、のび太の拾ったリングが南極のどの辺から流れてきたものか説明するシーン。あれはとても良い知育番組の態をなしていた。
『真面目に聞いてはいるんだけど理解できない』『説明に違和感を覚えて実地で別の質問をする』役割をのび太に振って、なるべく難しい話をするも理解しなくても大丈夫だよ、というメッセージを伝えている。当方20代なので、あの説明はものすごくわかりやすいと感じたが、ターゲットである小学生には少し難しい気がする。でもいつか「それドラえもんで観た!」と感動してくれることがあるだろうと、そう思わせる構成であった。
次に道具を使いながら南極の目的地に向かうのだが、ここも知育が豊富でかつエンジニアをうならせる道具が出てくる。スマートフォンの爆発的な普及は操作の直観性、簡易性によるところが大きい。今回使った道具の、特になぜるとダウジングを開始する紐、笛の音によって挙動がかわる紐は(紐ばっかりだな…)そのアイデアを地で行くものであった。
なぜるだけでよい、というのは本当に素晴らしい発想だ。ユニバーサリティにあふれている。さらに素晴らしいのはダウジング後に、何が埋まっているのかを紐が絵に描いて表すという点だ。今の技術では精々タブレットのような電子デバイスを用いて、画面に埋まっているもののシルエットを示す程度だろう。それを、アナログチックに紐の画で表す、こういうのが技術革新というのだと非常に感激した。
笛の音によって挙動が変わるのも発想が面白い。洞くつ探検では使えそうにないが、メロディをセンシングして形状を変えるのはなんともすごい技術ではないか。あの道具の背景にどんな科学の大河ドラマがあったのか、心が躍る。
些末な点に感動してしまったが、残りもちゃんと面白い。デザインがいい。タイムトラベルSFの『お約束』をきちんと踏襲しているのもいい。そしてそれぞれが、ターゲットである小学生にわかるような速度で展開しているのがすごくいい。
あとしずかちゃんがかわいい。新ドラのしずかちゃんってあんなにかわいかったのね。
ひとことReview!
このシリーズ、実に三十数年ぶりの鑑賞。
シナリオは正直言って、イマイチ。作画はTVクオリティでダメダメだったな。「コナン」もそうだけど、TVシリーズの劇場版には、それ以上のモノを求めちゃダメなんだな...と思って痛感した。作るたびにボロ儲けしているのになぁ...
SFですけどね
劇場でドラえもん観たのは20年以上ぶりかも
旧ドラ派だけど今のドラも嫌いじゃない身としては前評判のラグクラフト展開を期待して行きました
まあそこら辺の解釈というか堪能の仕方はやや蛇足な気もしましたね
ドラえもんのSF展開ってそこまでマニアックじゃなくて、ドラえもん目当てに観に来た子供達をさり気なくSFに誘拐するという手口に基づいていると思うんですよ
のび太の恐竜然り宇宙開拓史しかり海底鬼岩城しかり
僕としましても宇宙でのワープを、ドラえもんが紙に書いた点Aから点Bに最短で移動する方法で説明してくれた時が子供心に目から鱗でした
今回はそういう感じじゃなかったし、ゲストキャラの扱いも薄味で、別れを寂しく感じる事もなかったのがちょい残念だけど、楽しく見れたのは安定のドラえもんクオリティでした
壮大で冒険心あふれる内容
子供7歳と一緒に行きました。ドラエモンの映画は初めてですが、子供でこの設定は理解できないかなと思いましたね。隣の7歳児は南極なのに寒くないのかとか、携帯電話中に話しかけちゃダメだろとか、ブツブツ言ってました。個人的に背景音楽をよく聴いていますが、ハリウッド張りの豪華な作りでジョンウィリアムスが見え隠れします。流石の沢田さんです。
もしかしたら大人のSFファン向けかも?!
そんなに期待せずに行きました。
SFの設定が少し複雑です。
しかし、個人的に複雑なSF設定が好みなので、楽しめました。
宇宙とタイムマシンがからみあってます。
ラブクラフトの話のオマージュらしいので行ってみたら、当たりでした!
安定感
わかりきっているドラえもんのストーリーですが、子供が楽しく見れるのが何となくわかります。
もう少し南極の不思議さを回答しながらストーリーを進めてくれたらよら楽しかったと思う。
見た後に子供が楽しかった〜と。これがドラえもんの良いところですね。
子供は楽しんでました‼️
久々にドラえもんの映画を観ました。
のび太くんの優しさ、時としての強さをきちんと描けていたと思います。
子供は(4歳と6歳)大満足だったようで、帰ってからも「カチコチ大冒険〜」と行ってパオパオと遊んでましたー。
また、平井堅の歌がとてもマッチしてて素敵な曲でしたー。
お子さんいる方は、鉄板だと思います。是非〜。
薄い。0
30年ぶりに映画館でドラえもんを見たけど、ドラえもんじゃ無くてもすごくつまらなかった。映画版ではTVとはちがうのび太、ジャイアン、スネ夫を見られるかと思っていたが完全に通常営業。勇気や侠気や優しさを魅せてくれないのなら映画にする価値が無い気がする。ヒロインや博士の行動原理もいまいちわからんし、完全に巨神兵でしかないし、守護者の変身能力の理由や目的などもわからない。大事なモノを守るために戦うとかいった理由が無いとなぜ危険を冒してまでそうしているのかが解らない。作り手側の自己完結の中で終わっているだけに見える。
ゲストヒロインがのび太を見ても別に驚きもしないし、故郷を救わなくてはと言った焦りも無い。他の星に探しに行っても良いみたいなこと言ってたけど、それならば10万年前の地球にいる理由は無いってことになる。
最悪なのが10万年前の姿が現在見えるのはいいけど、わかりやすく全体が緑化しているか、もっとごくわずかだけ緑化が始まっているかのどちらかが良かった気がする。1/3程度赤道付近のみ緑化されていると言う表現の意図がわからない。「すぐに回復を成し遂げた」のか「帰って回復を始めることが出来た」のかなんだかよくわからない。
それから10万光年離れているというが、そこまで一瞬でワープ移動可能な科学力があるのだろうか?さすがに10万年掛かったりはしないのだろうけど、(掛かったらそもそも地球に来れない)なんだか設定も説明も中途半端でいいかげん。
一緒に見に行った子供は自分が連れて行けとせがんだ手前文句は何も言っていなかったが、その後「面白かった」もなにも口にしなかった。つまりそういうことだ。
この映画は評価できない。
全53件中、21~40件目を表示