カーズ クロスロードのレビュー・感想・評価
全57件中、1~20件目を表示
おとぎ話だが
................................................................................................
若手の次世代マシンが台頭し、主人公はレースに勝てなくなる。
それで焦ってレース中に事故り、そのシーズンを棒に振る。
そしてシーズンオフに女性トレーナーと出会い打ち解ける。
トレーナーには本当はレーサーになりたかったのに挑戦できなかった過去があった。
それを悔いていて、今もどこか未練を残していた。
そしてシーズンが開幕、最初の50周くらいでやはり主人公はスタミナ切れ。
そこでトレーナーを代理でレースに出し、自らがナビゲート。
トレーナーは次世代マシンらを逆転して優勝、レーサーデビューが決まる。
................................................................................................
劇場で見た。
主人公は限りなく人間に近い性格だが、何となく感情移入できず寝てもた。
半分過ぎで目覚めたが、後半はまあまあ面白かったかな。
何の専門的練習も積んでない奴が次世代マシンに勝つとかあり得んけど、
まあそのへんがおとぎ話で子供向けに感じた点かな。
あとレース中に他の車に代わってもいいってオイ!
それがええなら、どのチームもピットインのたびに交代しまくるやろ普通(場)
あとトレーナーの声、松岡茉優やったんか。
全然違和感なく、上手やなって感じたわ。
分かってない
別に、マックイーンが苦戦しながらも次世代レーサーに勝って、やっぱりマックイーンは凄いんだ、まだまだ現役、みんなに夢を与えるんだ、とか、そういうラストにして欲しかったわけではない。
自身がレーサーとしてではなく若い人材を育成していく、そういう決断に反対しているわけでもない。むしろドックハドソンの手紙のエピソードも入れてたわけだから、新しい夢や希望が素敵だと、その道を選ぶマックイーンも素晴らしいと思える。
ただどうしてもこの作品の監督なりプロデューサーなり脚本家なりが分かっていなかったのは、マックイーンは最後までレースを走る必要があったことだ。
1で自己中心的で一匹狼な若きレーサーから、出会いを通して成長し、(2は省きます)、今作の最初でベテランになった彼は周囲に優しく、敬意を持って楽しくレースをしていた。でもそこに次世代の車が現れ、どうにも勝てる見込みはない、周りはどんどん引退していく、自分もそうすべきなのか?でも走りたい、まだ走れるはず。そういった1からの成長と夢と歴史と捨てきれない希望がある彼が、最後にどういう決断をしようが勝敗がどうなろうが、最後まで一生懸命走り、マックイーンらしい走りをする。いろんな大切な車たちの想いも一緒に抱えながら。1から好きだったファンはそれが見たいのでは?マックイーンが自分でレーサーとしての人生にケジメをつける。それが見たい。
小さい子供のマックイーンのファンの子が精一杯応援してるのがチラッと映ってました。彼女が勝って喜んでましたけど、それも納得できない。自分が大ファンのレーサーがいて、逆境のなか頑張っている彼を応援していたのに途中で知らない車が走り出したら悲しすぎる。
やっぱり1だけを見続けることにします。
若手に道を譲るなんて綺麗事だ
若手の台頭により、ベテランがどう立ち向かうのか。そんな大逆転を期待していたが、悪い意味で裏切られた。
次の世代に譲るのはアリだとしても、マックィーンがやりきってないだろ!それでさっさと諦めて、女性トレーナーにチャンスを与えるなんて違和感しかない。さらにその女性トレーナーがいきなりレースに出場して、あんなに強かった若手チャンピオンに勝ってしまうなんてご都合主義もいいところ。
無理して三作目を作らなくてもよかったんだよ。
クロスロード
おそらく賛否両論ある衝撃のラスト。
個人的には大好きな最後だった。
マックィーンだけではなく環境も変わり時代も変わり…それでも自分のやりたい事を見失わずにいた事が格好良い。
自ら縋り付き走るだけが道では無いと、ドックの遺志や自分の経験を活かす道を見つけたクロスロード。1に繋がる内容でもあった。
車の人間的成長。
アニメーションの技術としては、最高峰であることには変わりない。CG表現の細やかさや豪快さ、美しさはさすがだった。
あのマックィーンが!という展開には、びっくりさせられたが、きっとエンターテイメントとして、観たいものではなかった。観たいものだけを観せたのでは、大衆に迎合した単なる商業映画になってしまう。
ただ、エンターテイメントとしては、作家性が強すぎたのではないだろうか。脱ラセター映画としての世代交代を表現したのだろうが、やっぱりまだまだディズニーピクサーは、ラセターの王朝は終わらない。
天下のマックィーンの最後の選択、決断には驚いたが、ドックの血脈が受け継がれていることを考えると必然だったのかもしれない。マックィーンの人間的成長を丸裸にしたカーズという車の作品がどこか皮肉めいて良い。
第二の人生へ
2は「あれ?」と思ったけど、シリーズ完結編となる本作は素晴らしかった。
競技者など特殊な世界でなくても、ある程度年齢を重ねて、世代交代が迫ってきているのを感じる年代の人には染みる物語だと思う。
また、マックウィーンとラミレスの関係に、シリーズ生みの親ジョン・ラセターと次世代のクリエイターたちの関係を連想してしまった。
ラストも良かった。
え、あ、そうなんだ・・・。
マックイーンの苦悩と頑張りかと思えば、突然コーチになる。
って事はカーズシリーズは、お終いって事なんでしょうかね。
ちなみに、映画冒頭の短編アニメーションの方が良かったりもした。
次世代へ繋ぐこと。
テーマは世代交代。三作目にまさかこういう展開を持ってくるとは
予想しなかったがさすがの出来に感無量。若い世代や子供達も楽し
める要素はたくさんあるが、やはり引退勢や中高年にはグッとくる。
まだまだやれると足掻く者もいれば諦める者も次の人生を探す者も
いる中で自分が何を選んでどう生きるか。ううん、どう生きたいか。
挑戦し続けるマックィーンが最後に選択する行為に呆然としながら、
彼が次世代の師となる今後を予期させる。最後に一華咲かせて有終
の美を飾るストーリーが多い中でこの決断は潔い。前監督ラセター
そのものという感じ。そして昨今のトレーニング法の違いまで言及
したリアルな語り口に唸る。将棋界で目を引いた新世代登場の特集
をTVで見た時、AIと同じ考え方をする若手にベテランが戸惑う
場面が何度も映し出された。今回マックィーンが戸惑う場面とほぼ
同じ感覚なのだ。最新鋭のマシンでトレーニングを繰り返し最強の
レーサーに育っていく若手たちは実際の荒れたコースなど知らない、
古参のベテラン勢は最新のマシンを使いこなせない。もはや時代が
こうさせたのだと云わんばかりの巧い描写に何度も打ちのめされた。
人間がもしAIに勝てるとしたらそれは人間のどんな技なんだろう。
ところで吹替版しか近くで公開されていなかったのでそれを観たが
松岡茉優のクルーズ(彼女曰く喉が一番かっぴらいた時期だったと)
があまりに巧くて驚いた。役にピッタリの声を選ぶのも匠の技だね。
(鼻歌まじりでいってみよう~この先の人生。色々大変だろうけど)
最高でした。
カーズ1の続編として、最高の作品だったと思います。
キャラクターに感情移入して、胸に込み上げて来るものがたくさんありました。
泣きました。序盤、中盤、ラストと3回くらい泣いた気がする。
ラストの展開が個人的にはものすごく好きです。
ずっとマックィーンは悩んでいたけども、最後は勇気ある決断をしました。
そして渡されたバトンを信じて、走り出したクルーズ。
一人は、自分の可能性を信じられるようになりました。もう一人は自分を信じてやってやりきってつまづいた先に、新しい喜びを見つけました。
あとですね、サンダーホローも好き。
データじゃなくて、本物の道を走る、みたいな。
ストーリーもいいし、カーレースも白熱でかっこいいです。
いやほんまめっちゃカーズ好きです。語りつくせません!最高でした。
完全にオトナ向け
結末に賛否はあると思うが、完全にオトナ向けの作品だった。主題歌に奥田民生を起用など、配給元は誰に観せたかったのだろう? クルマたちを人間に置き換えると、いかにもなメリケン映画そのまま。場末のレース場の雰囲気など、好きだけど。同行した3歳児に何が面白かったか尋ねたら、「クルマが回転するところ」だそうだ。
マックイーンの決断
自分が一番速い思っているプライドの高いマックイーンが、レースをクルーズに譲るのが衝撃的だった。再始動ではなく、新しくサポートスタッフとしての道を行くのが、無敵だった時代の終わりと時代の流れを感じて胸に迫る。でも、悲しい引退ではなく、新しい選択を前向きに捉えられるのはドックの事があったからかな。面白いだけでなくて、すごく感動した。
老若男女問わず楽しめる。
良かったです。
子供が見るイメージがあるのですが、充分に楽しめました。
結末はまさかでした。
自分の師と自分を重ねるような行動をとる終わり方は感動しますし大好きです。
過去の作品を見返します。
全57件中、1~20件目を表示