「【暇な時に外さない映画を選ぶならオススメ】」ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)
【暇な時に外さない映画を選ぶならオススメ】
・2016年公開のアメリカのミステリーアクション映画。
・アメリカでベストセラーとなっている小説「ジャック・リーチャー」シリーズの9作目の小説「アウトロー」の続編です。
・元米軍憲兵捜査官で現在は流れ者で放浪しているジャック・リーチャーが、元同僚のターナー少佐に会うためにふらり軍に訪れると、少佐はスパイ容疑で逮捕されていた。また、リーチャーには身に覚えのない子供(娘)を産んで育てているという申請が軍に来ていることを知らされる。そんな中で、逮捕されたターナーの事を知るために法務部長と会ったその日に大佐は殺され、その容疑をかけられたリーチャーは捕まる。牢獄からターナーを連れ出して逃げるリーチャー。謎の組織に追われる2人。申請のあった娘まで巻き込まれだしたため、リーチャーは娘を含めて3人で逃げながら真相を追うことに… という大枠ストーリー。(長かったですかね💦)
[お薦めのポイント]
・アウトローに引き続き、はずれなしの王道なハリウッド映画
・シリーズものでも単発で面白く観れる
・真面目な女性少佐×不真面目な娘とリーチャーの協力関係がほのぼのして素敵
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・なんの前知識もなく、冒頭の地元警察とのやり取りのシーンを観ると、「あ、これって超能力系の映画か」と勘違いしていました。笑 全然違って、単純に「賢く強い流れ者」が主人公のミステリーアクション映画。
・物語は全編を通して、ハラハラしていて全く間延びのない安定感のある映画です。特に、序盤の牢獄からの逃げ出し方は圧巻。
・リーチャーと女性少佐の2人だけでなく、そこに、やんちゃな娘を放り込むことで、ドラマテイストのほのぼの感が増す+アクション映画としての見どころ(娘というリーチャーの弱点が増えたことによるピンチな状況)が増して、より面白しく仕上がっていると思いました。
[演出]
・際立って感じたことはありません。
[映像]
・際立って感じたことはありません。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・ジェームズ・ハークネス将軍の声優さんは「ドラゴンボールZ」のセル役や「人志松本のすべらない話」のナレーションでも有名な若本規夫さん。お上手すぎて、若干浮いてしまっている気もしますが、癖すごでかなり印象に残ります。
[全体]
・エンタテイメント映画として何も考えずに観れる王道なハリウッド映画というところは前作の「アウトロー」と全く一緒でした。逆に、尖っていて引っかかるモノや記憶に残るものはあまりなかったのも事実です。安定して愉しむことはできますが、記憶に残る映画か、と言われると・・・という感じですかね。頑張って時間を取ってみる!というよりは、お暇なときに、外さない映画を観ながら過ごしたい、そんなときにお勧めな一作かと思います。ありがとうございました。
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