「ステップファミリーで悩んでいる家族や、感謝の念の薄い子に観てもらいたい。諦めそうになる時にも!」幼な子われらに生まれ spoonさんの映画レビュー(感想・評価)
ステップファミリーで悩んでいる家族や、感謝の念の薄い子に観てもらいたい。諦めそうになる時にも!
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後悔する事いっぱいあっても、目の前の問題に向き合うお父さんえらい!!
個人的に好きなジャンルではない映画でしたが、俳優陣も演出も内容も丁寧に描かれていて良作でした。
ステップファミリーならではの複雑な問題と葛藤を率直に描いています。
お父さんは仕事も大変なのに家族を大切にして、思春期の長女の反発や酷い言葉に対してあえて言い返さず、向き合おうとする姿勢心の葛藤が胸を打ちます。
いいお父さんになろうと努力しているのに、認めてもらえず「本物のパパがいい」って言い続ける長女。涙ながらに子供部屋に鍵をつけるシーン。
前妻に「前からそう。理由は聞くけど、気持ちを聞かないのね」と言われた言葉。
直木賞作家・重松清の同名小説を浅野忠信、田中麗奈主演で映画化したヒューマンドラマ。
監督は「幸せのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子。1996年の小説発表時から重松と映画化の約束を交わしていたという、荒井晴彦が脚本を担当した。
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