「奈苗の能天気さが途中腹立たしくなった。 思春期の娘が居るのに、考え...」幼な子われらに生まれ rinrinさんの映画レビュー(感想・評価)
奈苗の能天気さが途中腹立たしくなった。 思春期の娘が居るのに、考え...
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奈苗の能天気さが途中腹立たしくなった。
思春期の娘が居るのに、考えなさ過ぎだよ。
子供は自分の分身では無い。それぞれの想いや考えがあって当然。
親の都合で環境の変化を押し付けたら壊れてしまう事だってある。
自分の本当の子供では無いのに、どうにか分かり合おうと努力する信の優しさが、思春期の薫には逆に皮肉的で、嫌らしく見えたのかもしれない。
本音をキチンと表現出来ないのが思春期の難しい所。
どう頑張っても上手く行かない事が重なっていく。
そんな時、痛い目を見てしまうのは大体が弱い女性や子供なんだよ。
“また手を上げられた”時の恐怖を奈苗みたいな人には身に染みてほしい。
この人だけは大丈夫、なんて絶対にない。
沢田の待ち合わせのシーン...子供への愛情が無かった訳ではなかったんだ、と思う所。
身なりもキチンとしてきて、薫との懐かしい想い出も話したりして。
でも、きっと、離れて暮らしてるからこその愛情なんだろうな。って思う。
登場人物それぞれの心情が、非常に良く伝わってきて、終盤は涙が止まらなくなっていました。
家族の為に働くお父さん。
妻や娘に毛嫌いされても耐えてるお父さん。
本当に偉いですね。
怖かったけど…改めて、亡き父に感謝です。
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