「家族なんて拗れて当たり前」幼な子われらに生まれ KinAさんの映画レビュー(感想・評価)
家族なんて拗れて当たり前
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自分の家庭環境と少し重ねてしまい、リアルに苦しくて結構泣いてしまった。
血の繋がりがあってもなくても子供に優しく、かなり家庭的な父親である信の弱さや怒りが露呈するシーンや、なんかモヤモヤして家族を拒絶することでしか捌け口を見出せない薫にはかなりシンパシーを感じ、辛くなる。
ひどいダメ男の沢田にもちゃんと気を使える心はあって、的外れなプレゼントがまた感慨深い。
人に縋りがちだけど、ごく普通の明るい主婦である奈苗が一人カラオケで思い切りストレス発散しているのを観て安心できた。
一筋縄ではいかない家族の形を、最後少しホッとする雰囲気でまとめてくれて良かった。
斜行エレベーターのある住宅街、あそこはどこなんだろう。ちょっと気になった。
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KinAさんのコメント
2017年9月1日
教えて下さってありがとうございます!
東京の郊外のニュータウンかと思ったら兵庫なんですね!
画像など調べてみると本当すごい景観と造形。あのエレベーターに乗ってみたいです。