「子連れ再婚家庭の問題を考えさせられる」幼な子われらに生まれ Terueさんの映画レビュー(感想・評価)
子連れ再婚家庭の問題を考えさせられる
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子連れ再婚家庭の問題の1つをクローズアップしている作品ということで、試写会のご招待いただきました。
ありがちな継親と継子の交わらない思いをクローズアップした作品。
父親演じる浅野さんの役柄がいいお父さんすぎて、現実の継親とはなつかない継子との葛藤で時に意地悪したくなる感情など、ストレスのはけ口が単にカラオケだったのが物足りなかったです。
(原作だと性風俗なので、そのまま表現したほうが良かったのではないかと思いました)
最終的にはハッピーエンドでもないし、まだまだ先に様々な問題がありそうなところで終わるので、いろいろ考えさせられます。
でも現実問題にありがちな子連れ再婚家庭の問題の1つをしっかりとらえていていい作品でした。
最後に、HPの予告編の中にある「普通の家族になれない大人たち」っていうテロップには違和感を覚えました。多くの人が目指す「普通の家族」がそもそもおかしいのであって、家族は多様化しているので、普通を求めてはいけないのだと思います。
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