「大野智と言う人は・・・」忍びの国 ミーヤさんの映画レビュー(感想・評価)
大野智と言う人は・・・
恐らく、忍びの術にまんまとかかってしまったと思う。何度観ても、又直ぐに観たくなる。
正直、自分の意思で又観たいと思った映画で、それを実行したのは初めてである。
はっきり言って公開されてからずっと大野くん演じる無門が頭から離れない。あれからずっと「つなぐ」以外は聴く気にならない。サビの部位のみ公開された時は、あまり好みではないかなと少し残念に思ったものだが、フルで聴き、尚且つ大野くん自らの振り付けを観て見事に嵌ってしまった。忍びの国の世界観に実に合っている。
大野くんの魅力に気付いたのは2010年秋頃――― 正直アイドルには興味がなく軽く見ていた存在だったので、自分の今ある状態に正直ショックを隠せず、この気持ちを周りに暫く言えない状態が続き、かなりのストレスを抱えていた。
そんな生活が嫌で、最近は勇気を出して職場でも素直に言える自分になれたが。
概ね7年間観てきたが、大野智と言う人は底がしれないなと。歌でもダンスでも芝居でも・・・
アイドル主演映画と言う概念を捨てて欲しい。鈴木亮平くんとの一騎打ち、いわゆる川での戦いは、身体能力が遺憾なく発揮されているし、無門の心の動きが垣間見れる。お国役の石原さとみちゃんは、他のドラマを観て苦手な存在だったが、お国役は見事だった。無門の最愛の唯一心を許せる無二の存在であるお国が石原さとみちゃんで良かったと今は思う。
無門のラスト間際の叫びは、いつまでも頭から離れない。
今の自分が望む事は、大野くんが命を削った映画・忍びの国をもっともっと色んな人に観て頂きたい。
「嵐」の一員だから、この世界に留まってくれているが、早く50、60代になりたいと。
その頃にはもうアイドルはやっていないだろうと思っての発言。芸能界にいるかも分からないです。と
常日頃から自由になりたいと言っている大野くん・・残りの人生は縛られずに世界を放浪したい様だ。自由に普通に生活をしたい願望は変わらない。
幸せを願ってはいるが、これからもずっと大野智という人を見ていたいので、芸能人で居続けて欲しいが、そう長くはこの願いも続かないかもしれない。
望む事は、大野智の本気をいつまでも観ていたい。こんな人は二度とは現れないと分かっているから。
同じ時代に生まれて良かったと。
最後の言葉にものすごく共感しました。
ただ観ていたいだけで、大野智を。
そんな人はもう二度と現れないと分かっていますから。
そんな人がいるからこそ、世界は愛おしく見えますし、自分はもっと頑張れます。