「石原さとみ✖️大野智✖️伊勢谷友介」忍びの国 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
石原さとみ✖️大野智✖️伊勢谷友介
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中村義洋による異色時代劇。嵐の大野智のアクションコメディ。堤監督の「真田十勇士」を観た感じを思いだした。忍者が主役。こちらは伊賀忍者。飄々としていながらラストは泣けた。たしかに一回目では鈴木亮平にいまひとつ共感できないのが残念。普通なのか普通ではないのか非常に難しいキャラクターだ。
たしかに作品中でも言われていたけれども伊勢谷友介がいなかったら成立していなかった作品かもしれない。
全体としては、現代風の忍者活劇をよくぞ作り上げたという感じ。忍者ばかりがこれほど登場する作品はモラルもへったくりもない。
本日は、東宝シネマズのレディースデイだったためか、女性層が大半でした。ほぼ満席!
サムライの生首や、土に埋めた下人の串刺しシーンなど、万人向きではない場面もあったように思われるが、スピーディな展開のため、それほど残酷ではないのが逆に問題かも。話の運びはかなり無茶苦茶。
暗殺者集団であるために、それこそイスラム国のように組織としては脆い部分を抱えているようだった。人さらい、殺人、不法侵入、やりたい放題。金があるところに群がる不法者たち。
実験的な作品である。アベンジャーズをみたことない観客がどれくらいいるのかわからないが、アクションシーンはよくできていると思う。弓矢より早く飛ぶことができるなんてとんでもない超人である。
社会的には下の下である忍者について興味をもてるようにしているのは良かったかもしれない。
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