「期待外れ」忍びの国 正体不明の存在さんの映画レビュー(感想・評価)
期待外れ
クリックして本文を読む
原作は見ていません。
初週40万人を動員した作品ということで、マイレージ使って観てきました。
この作品の監督の作品「殿、利息でござる!」も観ましたがとにかく展開・キャラクタの心情が支離滅裂で、悪い意味で展開が読めませんでした。
(一番のツッコミどころは元主君の姫が近くの牢で自殺して転がっているだろうのに、平兵衛と会話で伊賀衆の策略を見破ったことに興奮している大膳のシーンでしょうか)
主人公側の伊賀者達に対して共感すべきところはなく、敵側である織田信雄軍の方が余程親近感が湧きます。
國村隼、伊勢谷友介の演技かっこよかったです。
無門は主人公ということもあって少年漫画かラノベの如く戦闘スペックが高く、ピンチになってもご都合主義補正が働いて切り抜けていきます。
大野ファンならキャーとなるのでしょうが、そうでない私は白けてしまいました。
色んなサイトのレビューでこの作品を繰り返し観に行っている人達が居ることに正直驚いてます。
主役が大野じゃなかったら動員数は絶対半分以下だったと確信しています。
コメントする