「歴史物だけど難しくない」忍びの国 マ ル チさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史物だけど難しくない
史実に基づいている原作だが、歴史物は苦手と構えたらもったいない!アクション満載でコミカル。クスッとした場面はたくさん。人でなし忍者の主人公は伊賀一の忍びであり、他を圧倒するダークヒーロー。なのに、惚れた女に頭が上がらないのが憎めない。怖いのにかわいい。物語の主軸は忍者VS侍で、逆転劇なのが痛快!忍者のイメージが変わる作品。終盤の一騎討ちはまばたき厳禁。主人公の気持ちの変化が表情でわかりぐっと来る。ラストはいい意味で泣けた。命、人としてという真面目なテーマもあり、何度でも観たい作品。テンポもよくてあっという間の二時間五分。
コメントする