「ケッタイな映画。でも看過できない不思議な魅力もある。味は保証できない満漢全席みたいな映画。」ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ケッタイな映画。でも看過できない不思議な魅力もある。味は保証できない満漢全席みたいな映画。
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①奇々怪々という言葉がピッタリな映画ではある。観客を置いといてひとりで走って行きます。発想力というか想像力というか、さすが西遊記を生んだ国という気もするが中国の観客はこういう映画を違和感なく受け入れるのだろうか。②最小限の説明しかない。火炎コウモリはともかく、怪物・怪獣(ドラゴンは出てきませんので、私の様に題名に惑わされないように要注意)と魔族との関係の説明が全くない。妖魔搭が開く前にあの怪獣出てきてるし。最初の爆発はなんだったの?あの竜や恐竜っぽい骨はなんだったの?749ってどういう組織?ヤン博士は砂漠にひとりで何しに言ったの?館長は大層に言ったけど荊王子には生まれ変わらなかったし。③場面はあちこちに飛ぶし、何でこれがここにあるの?というシーンもあるし(当然説明はない)解けない謎だらけ(最初から解く気もなかったのかも)、でも結構飽きさせないくて理解の枠を超えた最後まで引っ張っていく正に珍品。
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