「1980年代のアルゼンチン。独裁政治から民主政治へ。 実際にアルゼ...」エル・クラン hiromikoさんの映画レビュー(感想・評価)
1980年代のアルゼンチン。独裁政治から民主政治へ。 実際にアルゼ...
1980年代のアルゼンチン。独裁政治から民主政治へ。
実際にアルゼンチンで起こった誘拐殺人事件に基づく作品。
奥さんの肩を揉んであげたり、娘の勉強をみてあげる一家の中心的存在の父(ギレルモ・フランチェラ)の裏の顔は誘拐殺人犯でした。
家族の為なのか、何かの復讐なのか、時代背景がそうさせたのか全く分からないけど、長男も次男をも巻き込んで何も感じない父が恐ろしいわ。
見事な演技のギレルモ・フランチェラは大好きな映画「瞳の奥の秘密」でアルゼンチン・アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した実力派俳優。
場面を盛り上げる音楽が効果的で良かった。
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