続・深夜食堂のレビュー・感想・評価
全10件を表示
続のほうが良かった。
映画深夜食堂を見たあとにたて続けにを続深夜食堂を見た。
やはり良かった。2話焼きうどん、3話とん汁定食が泣けた。
2話、結婚に反対されていた蕎麦屋の息子、最後にマスターがお母さんに、この蕎麦食べてみてと言う。そして食べてから種明かし。息子が何ヶ月前から蕎麦づくりの修行をしていたと知らされる。母の涙。僕も心が揺さぶられました。本気の気持ちは伝わる、やっぱり人生一生懸命、生きないとね。思い知らされた。
3話、詐欺にあったお婆ちゃんの話。
実は昔に子供と旦那を捨てて、別の男とかけおちしていた過去が明らかに。
お婆ちゃんは、ずっと罪を背負って生きてきた。マスターや多部未華子との、温かな交流。良かった。そして、顔だけ、タクシーから、警官の協力で息子を見る。
息子の立派に父親になっている姿に涙の
お婆ちゃん。泣きました。
良かったなあ。これは傑作ですね。
食べたいものがあったら何でも言ってよ
【続・深夜食堂:おすすめポイント】
1.大好きな深夜食堂(小林薫+オダギリジョー)+佐藤浩一は最強!!!
2.マスター役小林薫と塙千恵子役余貴美子の関係が素敵!!
3.小川 夕起子役渡辺美佐子と栗山みちる役多部未華子の絡みとセリフが良いなぁ!!
4.こんな店が在ったら毎日行きたいなぁ!
【続・深夜食堂:名言名セリフ】
1.マスター役小林薫の名言名セリフ
→「あいよ!」
→「食べたいものがあったら何でも言ってよ」
2.高木聖子役キムラ緑子の名言名セリフ
→「蕎麦屋がうどん食っちゃいけない法律は無いんだから」
3.小寿々役綾田俊樹の名言名セリフ
→「人間って悲しい時でもお腹は空くものなのねぇ」
4.石田役佐藤浩市の名言名セリフ
→「自分の力なんて限りがある だから人に頼る それでいいんじゃないかなぁ」
そば屋がうどん食っちゃいけない法律なんてないんだから
映画「続・深夜食堂」(松岡錠司監督)から。
テレビドラマ「深夜食堂」は観たことがないが、
映画「深夜食堂」は以前鑑賞し、気になる一言で
「深みってのはね、出そうと思っても出せるものじゃないの」
という、余貴美子さんの台詞を取り上げた。
今回は、蕎麦屋の息子に母親がさらっと言った台詞。
「そば屋がうどん食っちゃいけない法律なんてないんだから」
こういうことって、よくあるよなぁ、と思ってメモをした。
特に、商売をしていると周りの目が気になってしまうらしい。
自分のお店で、お客様に提供しているメニューは、
専門店になればなるほど、そのイメージが一人歩きし、
「朝・昼・晩」の三食とも「蕎麦屋は蕎麦」「寿司屋は寿司」
「ラーメン屋はラーメン」を食べているに違いない、
だから、蕎麦屋の息子が、うどんとかラーメン、パスタなど、
違った「麺類」を食べている姿は、違和感を感じる。(らしい)
実は食べ物屋に関わらず、どんな職業でも同じことが言える。
トヨタ社員が、日産の車に乗っていると違和感だし、
ガス会社の社員は、オール電化の家に住むと違和感。(笑)
そんな世の中だから「深夜食堂」が繁盛するのかも。
早朝まで営業している「深夜食堂」、違和感ないけどなぁ。
熱いお茶
こおいう映画があっていいと思う。
オムニバスって感じなんだな。
噂には聞いていた作品。
心に沁みるじゃの、癒されるじゃの。
何か目新しいドラマがあるわけじゃない。
ド派手なアクションもない。
今をときめくアイドルが出ているわけでもない。
でも、こんな映画があっていいと思う。
外食をした後、家に帰って飲む熱いお茶のような…そんな、ホンワカしながらでも観れる映画だった。
暖簾越しに見る店内は、とてもとても暖かそうだった。
キムラさんの演技力に魅せられた。
おばぁちゃんの豚汁は、凄く美味しそうに思えたし、美味しいだけじゃない味もしてそうだった。
ドラマ定食。
シリーズ当初から観てきたファンには待ってましたの続編が公開。
もはや深夜枠で無料放送してくれないドラマになってしまったが、
この味わいがアジア各国で大人気だそうだ。またしつこく言うが
グルメドラマが料理を美味しく描けていないと腹を立てる自分に
はピッタリの作品。今回も地味目だが、しっかり三品「焼肉定食」
「焼きうどん」「豚汁定食」が出てくる。考えたら何度でも食べ
たくなる定番のメニューだったりするから嬉しい。紅天が出た時
なんてどうしても食べてみたくて探しまくった思い出が懐かしい。
常連に加えて前作のヒロインだったみちるが登場しエピソードの
〆を飾っていることも嬉しい。佐藤浩市は豪華すぎるゲスト?で
まぁ本人楽しそうに演じているので笑える。どの編も其々味わい
深くて良かったのだが、二話目で蕎麦を「まずい」といいながら
すすり泣きする母親の緑子と、三話目で認知症を疑われた老婆を
演じた渡辺美佐子が素晴らしい演技で涙を誘い、もはやグルメを
堪能するだけのレベルではないドラマに仕上がっているのが凄い。
(絶対ご飯を食べてから観ましょうね。一話目でやられますから~)
通常運転には定評のある
新宿の大ガードを潜り、P店のエスパス新宿の大きな看板、ドンキの看板と続く靖国通り。多分、舞台は架空のゴールデン街。そんな中で今夜もひっそりと夜中の0時から営業を始める『めしや』。そんなアバンタイトルのBGMは鈴木常吉『思ひで』。いわゆる『飯テロ』のはしりだが、それだけではない人生の酸いと甘いを醸し出す人情話をゆったりとしたペースで見せてくれる深夜番組だった。前回の映画化に続く第2弾が今作。マスターの小林薫のはまり役と相俟って、脇役の訪れる客との自然な掛け合いも又魅力だ。と、何だかどこかの紹介文みたいな文章だが、ホッとする安堵の温度は観たことがない人には分からない。で、もし観るとすればそれは銀幕ではなくて、お茶の間のテレビなのかもしれないと思う。それを前作よりも今作品の方が強く感じてしまった。
3つの話そのものは悪くはない。佐藤浩市は一寸贅沢というか、キャラ的に演じるのが勿体ない、持て余し感があったが、興業上、演技派ではあっても世間的に知られていない俳優ばかりではマズいという制作側の意図はあったのだろう。ただ、そんなに事件らしい強い印象のある出来事がベースでないだけに、浮いたように感じてしまったのは自分だけだろうか・・・
前回に続けて、多部未華子が後半仕切るストーリーが続くが、肝心のマスターがあまり前面にでてこないところが少々物足りない気持ちになる。駐在役のオダギリの髭とか、あり得ないファンタジーも愛嬌だろう。
ただ、今回は料理とストーリーにあまり明確な関連性は感じられなかった。豚汁定食も、おばあちゃんの息子が好きだったということだけだし。。。正直このレベルならば、映画ではなく以前の深夜枠で放映して欲しいものだ。Huluとかよく分からんペイチャンネルで小金稼いでせこいことしないで、きちんとスポンサー取ってやってくれと、少々憤りが・・・
悪くはないけど
それほど感動できなかった。
子供を他の男のために捨てた人が子供に会いたいのかなあ。
同じ境遇ではないからわからないけど、会いたくても申し訳なくて会えないのでは?
でもあんな食堂あったらいいなあ。
人情あるし美味しそう。毎日通いたい
恩を返すという考え方
行き着けの店を見つけたい。。。。
ホッコリしたくて
多部ちゃん目当てで鑑賞しました。
が、
やっぱりいい役者さんがそろってて
見どころ、聞きどころが沢山。
ちゅうさんの
何を食べたかではなく、誰と食べたかが
大事というメッセージにイイコト言うなと。
普段の一人飯を想いだし
行き着けの店を見つけたい。。
憧れが魅力なんだなと思います。
多部ちゃんが親切にしてあげたお母さん
の過去とその内容を話してしまうオープンな心情には感慨深いです。
自分から心を開かないと人とは深く係われずに表面で終わってしまう。
そんな当たり前の事に改めて気付かせてもらった作品でした。
自分が貰った恩は還せているだろうか。
全体的にすっとぼけていて好感が持てる
前作では、「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」をネタに3つの小話が描かれましたが、今回は「焼肉定食」「焼うどん」「豚汁定食」の3つ。
消化のよさそうな「とろろ」が前作と比べて、なんだか腹に張りそうなメニューばかり。
大丈夫か・・・
第1話は、出版社の女性編集者のハナシ。
イライラすると喪服を着て、街へ出かけるという彼女(河井青葉)。
ある日、担当の作家の葬儀の席で、ナイスミドル(佐藤浩市)と出逢い、意気投合。
生活にやる気が出たが、件の男性は全国を渡る香典泥棒だった・・・
というハナシで、のっけから喪服を着て「めしや」に常連が集まるあたりから、笑いが生じる。
今回は、軽い笑いの物語だよ、といっている感じで、肩ひじ張らない姿勢や良し。
第2話は「めしや」近くの蕎麦屋のハナシ。
2代目である亭主を亡くしてから店をひとりで切り盛りする女主人(キムラ緑子)。
20代の息子(池松壮亮)は出前をするのがやっと。
ある日、女主人は「めしや」で40歳近い女(小島聖)と意気投合するが、彼女は息子の恋人だった・・・
というハナシで、キムラ緑子と池松壮亮の演技が見どころ。
少々、過剰なキムラの演技が、笑いを誘う。
第3話は、「来て来て詐欺」に引っかかった老女(渡辺美佐子)のハナシ。
東京で暮らす息子から、急きょ金が必要になったという電話を受けた老女が東京に出てきて、息子の同僚を名乗る男に200万円を渡す。
が、老女は息子と幼い時分に別れたきり・・・
というハナシ。
前作で登場した料亭の女将(余貴美子)とその料亭に引き取られた女料理人(多部未華子)が絡む。
今回の映画の中では、いちばん重めのハナシなんだけれども、それほど深刻にならずに決着する。
前作がテレビの枠からはみ出ず、なんだか映画としては面白みに欠けていたのだけれど、今回は全体的にすっとぼけていて好感が持てる。
なお、オープニングの映像は今年の初夏に撮ったものになっていて、それなりに新たなものを作ろうとする意気込みも感じました。
全10件を表示