「カブラギと読みます。」相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
カブラギと読みます。
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ドラマシリーズを見ているせいか劇場版もそんなに大差を感じない。
舞台を広げているも、それほどの世界観や映像美というものはなく
結構突っ込みどころの多い展開。しかしこれも相棒ならではという
今回はファンのリクエストに応えて右京が走る!飛ぶ!が見られる。
米沢登場の電車ネタも愉快だし神戸も社もみんな助っ人なので安心、
豪華ゲスト陣も怪しい演技満載で、あ~これがきっと犯人だな(^^;
なんて思いながらもおぉ!そうきたかと思う演技が端々で見られる
ので飽きない。多くのエキストラを集めたパレードのシーンが圧巻
というわけではないものの、沿道での一斉旗振りや手を振る選手陣
など細かい演出も大変だっただろうな~なんて思いを寄せてしまう。
肝心のストーリーはやや無理がありご都合主義な展開になっている
が、山口まゆ、北村一輝の切ない表情にはなかなかしてやられるし、
エ?これ江守徹だったの?なんて老けメイクの彼に驚いてみたりと
分かりやすい仕掛けがいっぱいで、国に見捨てられた日本人という
昨今の社会問題になりそうなテーマも興味深い。とはいえ、やはり
けっこう引っ張るいつもの説教シーンが更に長く後半を彩るのだが。
(誘拐された少女、よく冠城って読めたわね~(^^;と感心しました)
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