「意外とおもしろかった」相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 三十六朗さんの映画レビュー(感想・評価)
意外とおもしろかった
テレビシリーズでは以前よりも低迷している『相棒』だったけど、映画はおもしろかった。
せっかくの映画なのだから、スケールの大きさを期待してしまう。今回の作品は「人質は50万人!」と映画版1に匹敵する大きさで楽しめた。(映画版3では亡くなったのは1人だけの事件で拍子抜けだった)
また、『相棒』シリーズはホロリとさせられる人情話も魅力の一つ。映画版1ではメインの事件解決後の話が長くて、〈えっ、いつまで続くの?〉とくどかった。今回の作品は事件解決後の話は短くまとめられ、メインの事件解決とのバランスが良かった。
★を一つ減らしたのは、細かい設定でいろいろとツッコミができること。テレビシリーズとのつながりで言えば、事件は昨夏の出来事のはず。ならば、冠城さんは警察学校の後は広報部に配属されていた設定。それなのに特命係に札があったり、名刺を作っていたりしたのでは変。
右京さんではないが・・・細かい所が気になってしまった。
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