映画よ、さようならのレビュー・感想・評価
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名画座閉鎖
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「世界でいちばん貧しい大統領(2020)でも知られている南米ウルグアイの首都モンテビデオにある実際のシネマテカ・ウルグアイを舞台にそこで映写技師兼企画立案のキュレーターとして長年働いてきたホルへ、設備の老朽化や観客減少で間もなく閉鎖の憂き目を前に葛藤するホルヘの日々を描きます。日本でも「銀平町シネマブルース(2022)」ほか名画座の閉鎖を描いた映画はありますが、コロナ禍、ネット配信の拡充など相次ぐ試練により映画館の経営は難しい時代ですね。
この映画はフィクションと冒頭で言っていますが、館長役のマヌエル・マルティネス・カリルさんは実際にシネマテカ・ウルグアイで長年映画キュレーターとして働いてきたご本人だそうです、映画館が置かれている厳しい現状に感じるものがあったのでしょう。
テーマは伝わりますが映画としてはドキュメントの様な地味な演出、芸術性の高い映画を偏重するような硬いセリフなど、余り面白くはありませんでした。
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