「何を見ているのかよくわからない」TAP THE LAST SHOW 真白田刺さんの映画レビュー(感想・評価)
何を見ているのかよくわからない
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なんだかよくわからない。
ストーリーの説明をしろと言われれば問題なく出来るが、だからといってそこになんの内容も無い。
ほんと酷いんだこれ、ゲボ吐いちゃう。
投棄されたドラム缶から廃油が滲みでてきてて、その嫌な虹色をずーっと映してるような映画です。
全体的になんか旧い。
時折差し込まれる、水商売への侮蔑、旧態依然とした男尊女卑、妙に生々しい社会問題が、混沌を助長させている。
「ラストのタップシーンは圧巻」とかいう感想もちらほら見かけたけれども、到底そうは思えなかった。陳腐。
主人公の「天才演出家」感を足そうとしてなのか、その無理矢理加減に辟易。
冒頭とエンドロール以外全部クソの海。時間の無駄。
試写会→ロードショー→DVD購入というTAPファンですが、そこにポジティブな意味はありません。
ここまで神経を逆撫でする作品もなかなか出会えないであろうという記念です。
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