「見ないと後悔するところだった」ラサへの歩き方 祈りの2400km 939vさんの映画レビュー(感想・評価)
見ないと後悔するところだった
ラサへの巡礼を映画にしてくれて、そしてこの映画を観ることが出来て本当に良かった。巡礼中の日常の大半は五体投地を繰り返す単調なものだけど、長い旅の中に様々なドラマがある。五体投地のシーンでは、彼らは何を思っているのかと考えた。五体投地をしながら長く歩くのも肉体的に相当大変だが、たまに起きる試練を乗り越えてそれでもラサを目指すのは、彼らの心を導くのは信仰心一つなんだろうなと。考えるというより無心に歩く。その姿を見ている間、自分も無心に、落ち着いた気持ちになっていることに気付いた。
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