獣道のレビュー・感想・評価
全45件中、1~20件目を表示
伊藤沙莉という唯一無二の個性の輝き
「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が伊藤沙莉とタッグを組んだ2017年の日英合作映画。
「ミステリと言う勿れ」の風呂光聖子役も素晴らしいし、「ちょっと思い出しただけ」や「劇場」での芝居もピカイチだが、当時から「伊藤沙莉」であり続けてきた唯一無二の個性の輝きを確認してもらいたい。
実話をベースに描かれているというのにも驚かされます。
愛衣(伊藤沙莉)のむきだし
亮太(須賀健太)視点と愛衣(伊藤沙莉)視点のダブル主演の青春映画。
本作は94分しかない映画なのに、『愛のむきだし』(2009年/園子温監督/本編237分)を鑑賞したくらいのボリュームを感じた。
愛衣のモデルになった女優さんもこの映画に出ている(監督・脚本の内田英治氏による)ということだが、それが誰なのかは不明。正直言って愛衣というキャラクターが魅力的というよりも、愛衣に扮する伊藤沙莉さんに魅力を感じる映画に仕上がっていると思う。
地方都市のヤンキーたちの喧嘩シーンはマイルドで、あまり笑えないけどギャグ寄りな描写でコミカル。煙草ではなくチュッパチャプスがトレードマークのでんでんさんが扮するヤクザが結構好きなキャラ。
愛衣が乳房をむき出しにする場面は驚いたし引いた。伊藤沙莉さんのオッパイを見せてくれたことは嬉しいけど、悲しいシーンだから複雑な心境になった。
ラスト、ハッピーエンドとは認めたくないけど、幸せというのは本人が思うことであって、人が決めることではない。愛衣が幸せならそれでいい、と思うことにする。
こういう環境の人もいるんだろうな…
とは思った映画。
でも共感はない‥
ふと「変わったタイトルの映画だな」と思って観たのですがバットや鉄パイプやゴルフクラブで殴りかかるいろんな乱暴や現実世界で言う犯罪にあたるものが「ごった煮」な感じはお映画としての「感想が残らない」
シーン変わりで急に時代が変わるのも唐突で、それがまぁまぁ多い‥!
作品紹介みると‥コメディなんですね。
・伊藤沙莉のすっぴんに近いナチュラルな姿は幼さ残る感じで新鮮に感じました。
・物語冒頭のラブレターズ 塚本がコントのように高校生役をやっていたのも印象的(笑)
・「地面師たち」を観たあとだったので「アントニーと吉村界人の共演」がまたあった(2017年にあった)んですね。
と中身じゃないところの印象はあった
伊藤沙莉ちゃんを見たくて観ました。彼女はどのシーンでも魅力的でした...
伊藤沙莉ちゃんを見たくて観ました。彼女はどのシーンでも魅力的でした。
須賀健太くんもいい味出してました。どんな役でもできるわけでは無さそうだけど、彼にしか出せないものがありそうですね。
全般的に役者さんたちは皆良かったです。
アントニーさんと韓英恵さんの二人のストーリーが良かった。
二人の交流の部分だけ良くも悪くも別の映画みたいだった。
が、全体的な内容としてはとっちらかってる、、、かな。
ちょっとしたところは面白いんだけど、コメディーとしてはちょっと弱く、
最終的に何か深くのこるってわけでもなく、
まぁ、実話が元らしいので人生ってそんなものってことなのかもしれませんが。
ただ、伊藤沙莉さんは脱ぐ必要なかった。
インティマシーコーディネーターがもっと早く話題になってたらあんなに脱ぐことはなかっただろう。その程度の必要性だった。ストーリーや映画のカラーからしてもせいぜい背中や鎖骨までの画で充分だった。
彼女はプロ意識が高いので割り切っていただろうが、嬉しいわけはない。
彼女の心境を思うと同性としてはちょっと悔しい。
早送りして観るべきだった?そうではない!
山梨を舞台にした、不良少年、少女ばかり出てくる訳の分からない作品。なぜ日英合作なのか?映画館で観たら発狂していたかもしれない。早送りして観るべきだった?いや、そもそも見観るべきではなかった。
居場所
自分の居場所を探し続ける愛衣。母親は宗教にのめり込み、育児できない状態で、幼い愛衣は教団の施設で過ごす。そこでは教祖にも可愛がられ、確実に居場所はあったが、警察に摘発されて、愛衣は母親の元に戻ろうとしたが、母親は別の宗教にのめり込み、愛衣に興味がない。可哀想な愛衣。
中学生になると、不良少年の家に住みついて、自分の居場所にしようとするが、環境悪すぎ。友達になった女子の家に棲みついたりと、なんとか自分の居場所を見つけようと良い子を演じてはみるが、そんなに上手く行くわけもない。
結局、風俗、AV女優として、自分の居場所を見つけたようだが、もっと穏やかに過ごせる居場所を見つけることが出来れば良いのに。
伊藤沙莉、年齢的には中学生は無理があるが、違和感ない。真面目っぽい中学生から、AV女優の際どい役までなんと振れ幅の広いことか。やはり魅力的。伊藤沙莉が出ると、観たくなるよね。
地方を舞台にした青春映画。
実話をベースにした映画だそうです。監督の内田英治さんが、脚本という
ことなので、監督自身の実体験をもとにつくられてるのかな?
ベースになってるのは、地方で暮らす、いわゆる「不良」たちの
青春映画。シリアスに描くのではなく、コメディとしてつくられた作品。
話としては、そこそこ、おもしろく、楽しめましたが、
いろんな要素を盛り込みすぎな気がして、ちょっと消化不良。
青春映画としての、切なさ、はかなさみたいなものが感じられないし、
コメディというのなら、もっと笑いに振り切って欲しかった。
新興宗教の描写も軽いというか、そういう設定もいらないんじゃないかな。
特筆すべきは、伊藤沙莉さんの体当たり演技。まさに体当たりですね。
2017年の作品だそうですが、過去にここまでやっていたんだ。
驚きました。
私はあなたを絶対に見捨てない。ペンペン!
TVドラマ『ミステリと言う勿れ』を見てから、伊藤沙莉が気になってしょうがない。てなことでこの作品をチョイス。これはもう沙莉の魅力全開!上半身ヌードあり、濡れ場あり、ハスキーボイスによって須賀健太と同じく恋してしまいそうになる。
宗教ジャンキーの母親、ヤンキー一家、半グレ仲間とでんでん演ずるヤクザ。地方都市にありがちな上下関係もなかなかしつこい。ほとんどが山梨県のようだけど、確かにあそこは・・・(住んでたことあるのでわかる)。山梨県の宗教施設といえば、あの教団が思い出されますが、まさかね。
居場所を見つけること。周りに溶け込めないのは宗教のせい?それとも家族のせい?かなりドギツイ世界も見せてくれるが、ヤクザが多かった時代の話は年配のスナックのママさんがよく知っている。また、生活保護ビジネスの話なども社会風刺として面白い。
愛衣にとっては転落人生なんかじゃない。心地よい空間を求めていたら、たまたま変なところに落ち着いただけ。ただし、将来のことを考えたら、かなり絶望的なのだろう。亮太のような男がしっかり守ってあげればいいのだろうけど、ちょっと不安でもある。
お笑い芸人のアントニーが結構いい演技だったのには驚いた。韓英恵の不思議な潜水女性もまた良かった。ちょっと中毒性のある作品でもあったなぁ・・・
深い
思うのです
幸せとかいい暮らしとか普通とかって基準なんてないんじゃ無いかと
腹は減り過ぎたら辛いし雨つゆはしのぎたいし寒くて死にたくはない
愛情にあふれた生活をそれほど望みもしないけど憎しみや欲にまみれた生き方も困る
それぞれが個々に答えがあってでもそれは分からなくてとても素晴らしく満足している人も少なく何が良いのか悪いのかもさっぱり分からないのが人間なのかなって思うのです
瞬間が大切なのだと、今が大切だと、過去でも未来でも無い今こそがどうなのかが大切だと思うのです
今が良ければいいって事じゃ無いですからね
伊藤沙莉さんを追っかけたらとんでもなく深い作品に出会ってしまった、でこの内田 英治監督『ミッドナイトスワン』だったのですね
お見それいたしました
伊藤沙莉さんと共に追っかけます。
青春映画
こう言う話し好き
全45件中、1~20件目を表示









