planetarian 星の人のレビュー・感想・評価
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プラネタリウムへようこそ
こういう健気系ロボットとか、動物ものは下手な人間ドラマよりもよっぽど泣ける。世界が雲で覆われていても雲の上には星空が広がっている。この後の世界で人類が滅んでしまうのかはわからないけれど、総ての営みは決して無駄ではなかったとそう思いたい。
小さな星たちが集い、やがてひとつの星座になるように。
上映から一ヶ月以上がすぎ、半ば諦めかけていたさながら、ふとこのサイトで調べてみたらまだやっていた!!
これは見なければと思い、スケジュールを調べたところ、偶々予定が空いていたのが偶々ファーストデイの今日。なにか不思議な縁を感じながらも急いで見に行ってきました。
予備知識が更々なく、本編が第2章だということしか知らなかった私ですが、もちろん泣きました。
key作品だからこそなせる安定感。スッと物語が頭の中に入って行き、予備知識無しでも全然理解できました。
あまり他の作品と比較することが良くないことは重々承知の上ですが、この間鑑賞した「君の名は。」が甘酸っぱく太陽のような明るい作品だとすると、本作はさながら、寂しい夜を星たちが照らしてくれるような心が洗われるような美しい作品であると表現します。
☆5ではないのは、序盤のゆめみさんが、黙れと言われても全く黙らないところに若干イライラしてたからかな。。
しかしやはり日本のアニメシーンは衰えることを知らない、誇るべき技術であると思います。
泣けなかった
やっと我が地方での上映が始まり、早速友人と観て来ました。
泣ける話しだと分かっていたのですが、逆に冷静になってしまい、泣けませんでした。
隣でボロ泣きしていた友人が羨ましかった・・・。
君の名は、聲の形と比べても、引けを取らない名作だと思います。
また観ようと考えていますが、既に1日1回の上映となり、行く時間が無い状況です。
残念・・・(T ^ T)。
世界が滅んでもなお、星の光は希望の光。
世界設定がシンプルで初見の私でも物語の概要の理解がし易かったです。
世界崩壊後を描いたアニメーション映画といえば、今年は良作『ガラスの花と壊す世界』がありましたが、初見では伏線の回収が追い付かずやや難解な作品でした。
本作はテーマも人物構成も、物語の流れも、観ていて電気抵抗が少なく、子供達が見ても十分楽しめたと思います。
世界が一旦滅んだ後の物語の創造は、自由度が高く、様々な設定や味付けが可能ということもあり、アニメーションやSFにおけるこの種のトレンドは今後も続いていくのだろうな、と思いました。
世界観は好きだけどイマイチ泣けない(でも星は感動した)
ゲーム(プレイ映像)、TVアニメ、劇場版とみましたが世界観は素晴らしかったのですが、個人的にはもっとユメミの過去話や、星屋になってからの道中の話をもっと盛り込んでほしかったです
ただ、星はすごく綺麗でした。ユメミちゃんの解説といい声と言い穏やかな気分に慣れました。
それだけにすこし少し残念に感じた作品でした
(↑3つまでの印象の中に「感動」を入れたいと思います。泣いたとかではなく星に感動しました)
配信アニメ見た人も、見てない人も涙線崩壊
最高です。
半分以上が配信されたアニメの使い回しですが、所々のBGMが変わっていて、配信版とは違った面白さと感動があります。
映画オリジナルも良く作りこまれていて、特にラストは必見です。
これ続編があるの?
先行配信版「~ちいさなほしのゆめ~」の出来が良かったので鑑賞を決めた。ほぼ二人だけの会話、いや大半は饒舌なロボットのお喋りだけの進行なのだが、地味ゆえにこそ伝わる良さがあった。
本作はそれを観ていない方にも分かる構成にしたかったようで、過半はそれの再編集。新たに加わったシーンに盛り上がりは少なく、感動的なシーンはほとんど配信版で披露されているもの。配信版の出来の良さを再認識することとなった。
この作品のラストは説明不足かな?正直、これでエンディングだと言われると戸惑う。そもそも配信版から受け継いだキーアイテムを使用することなく引き継いだだけなのだから…続きがあるのなら納得できるが。これでエンディングだというのなら、配信版のラストでとどめておいた方がまだ良かったと思う。
先行配信版を観た方は、わざわざ足を運ぶ必要は無いかな。公開館数が少ないので、ドライブがてら他県まで足を伸ばしたんですけどね、私(^^;)
まだ観てないんだけど
観る人ひを選ぶ映画だと思います
登場するロボットは不死身ではなく
それは人間と同じだとは思えませんか?
涙がどうのは
個人的に今抱えている現実によって
それぞれ
違うんじゃないの?
現在
心汚れて
駆け引きに懸命になっている人間への忠告とは思えませんか?
だって現実
世界的に戦争に向かっているじゃない?
オレがオレがと
都合で作り上げた正義のなのもとに
おろかな闘いが
人間の都合で直近に起きるでしょ?
止められないでしょ?
そんな設定で
犠牲になるしかなかった弱者の物語なんじゃないのかな?
泣けない
思ったまんまの、こんな未来にならないように、地球の皆さん、がんばってください─的な物語でした。
設定も嫌いではないし、廃れた未来というビジョンも嫌ではない、むしろ分かりやすく啓発されることに喜びすら感じるところ。この作品にもそんな要素が大いにありましたが、如何せん面白くなかった…。
構成があまりにも単調で、何度も落ちかけました。単調なカット割で単調な台詞回しに、心地よい眠りへと誘われること必至。
そもそも、プラネタリウムに重要性を見出せない(といってしまうと、お前何しに見に行ったんだと言われかねないけれど)、またそう仕向けるための説得力が皆無。せめて見終わった後に、プラネタリウムにこうとか、星を見に行こうとか、思わせてほしかったのだけれど、そんな感情はまったく生まれなかったのが正直なところ。まあ星とかプラネタリウムは大して重要じゃなかったんでしょうけれど(─たぶん・・・)。
では一体、何が重要だったのか?(勝手に)ロボットなんでしょう、と結論づけちゃいます(見た誰しもが思うことでしょう)。
ピノキオのごとくロボットを人間に昇華させようと一生懸命に感情移入を求められますが、恐ろしいほどに喜怒哀楽を掻き立てられないのです。青年はいったい何で泣いているのか、なんていう気持ちすら生まれてしまう始末。おそらく、あまりにもしゃべりすぎなんだと思います。台詞だけで泣かせようとしているとしか思えなくて、まさにマシンが何かを発しているようにしか思えなかったというところでしょうか。
空間表現が自在で、アニメーションにしたかった思惑も理解できましたが、それだけのこと。なんだか古臭いものを見せられたようにしか思えませんでした。
生まれて見てきた映画の中で一番よかった
やばすぎる、最初のゆめみちゃんの声から涙でした!中盤の内容もアニメで見たのに泣けました。
最後とか泣かそうとしてるの見え見えなのに泣いてしまった。
エンドロールの後のゆめみちゃんで涙が止まらなくなりました!
また明日、2回目見に行きます!
冗長
どうやらTVシリーズがあって、その完結編らしいのですが、そちらの方は未視聴です。しかし、単独でもストーリーはわかると思います。
戦争により荒廃した世界、ある集落に星の人と名乗る老人がやってきます。
以降のストーリー展開は、星の人の青年時代の記憶と、現在の集落との2箇所で進んでいきます。
プラネタリウムの解説員であるロボットと、青年の交流が主となっています。
ストーリーに関しては、どうも不合理な部分が多く入り込めませんでした。
そもそも、ロボットが出てくるシーンは彼女がずっと喋っている上に、物分かりも悪いので、見ててイライラします。中盤のプラネタリウムが動くシーンは確かに美しかった。しかし、終盤にかけて感動させようとするあまり、セリフが長く、演出が長く、冗長すぎました。確かに泣いている人もいましたが、私は感動させようとする感じがあまりにも出すぎていて好きではありませんでした。
また、死にかけのおじいさんを村から、何も無い荒野に追い出そうとしたり、終盤に出てくるもう一つのロボットの行動が不可解だったりと、ご都合主義の場面が見られたのが残念です。
良かった点は、スタッフが入念にリサーチしたというプラネタリウムの描写と、海老川氏がデザインしたマシーンがカッコよく動き回るところでしょうか。
話に特に語るべきテーマ性も無いため、星3ぐらいが妥当でしょう。
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