傷だらけの悪魔のレビュー・感想・評価
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足立梨花の力かな
足立梨花をつかまえて「顔が微妙」とか「ムクンでる」とかいうの無茶だよね。微妙じゃない奴どんだけ?っていう。
なんか演出が滑ってる感じなの。展開も遅いし序盤は「観なくてもいい映画だったか」と思ったね。
イジメもそんなに壮絶じゃないし、どうせ最後に反撃するんだろうから、早くそこにいかないかなという感じ。
足立梨花が反撃に転じてからは、カタルシスあって楽しいね。女の人が「戦うぞ!」と身なりを整えて登場するシーンはいつも好き。
反撃は作者の都合で全部うまくいって、色々とツッコむところはあるけど、見逃して話に乗ってって楽しむ感じかな。
途中、足立梨花が「にまあ」って笑うところ凄い好き。この映画、足立梨花だからもってるのかも。
加弥乃も頑張ってたけど、清楚な役の方が合うね。
ラストで足立梨花が教壇に行くところが迫力なかったなあ。そこからが見せ場で、そのシーンのためにこの映画があると思ったんだけど、そこまでの迫力もなかった。でも、みんなが倒れてく演出は楽しかったよ。
エンドロールの後のワンカットはいらないよね。蛇足ってこういうことかな。
滑ってる演出に最後は馴染んで、最後はちょっと面白かったかなあって気分になった。またこの監督の作品と、足立梨花主演作は観に行こ。
面白かった!
ただ、演技がどうこうではなく、配役が違うと思った。
原作は読んでないので、原作のイメージを大事にしていたのならすまん。
自分は「少し」スカッとしました。ただ、善悪がはっきりしていないので感情移入は難しい。そこが「少し」の理由。
イワシの群れ
傍観者もいじめる側の輪のひとつ。嫌々、充分加担してるでしょ。
ちょっと上手く行き過ぎだけど、自分自身や強い心を持った主人公は、そもそもいじめられる側の人間でもなかったということ。
みていられない程のいじめの描写がある訳ではないけれど、いじめる人間、いじめられる人間、傍観する人間と様々な視点からの描写があり、主人公の最後のセリフ「お前も、お前も、お前も…」良いね!
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