劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] I. presage flowerのレビュー・感想・評価
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一見さん、シリーズを観てない人にはキツイ
先ず、映像、音楽等は凄く良い、それは間違い無いと思う。
今回は映画館に観に行けずDVDで見たけど正直行かなくて勿体無かったとその点では後悔しています。
ただ、ストーリーに関しては他の方も言ってますが、Fate本編クリア済、またはそれまでの映像ディーン版、アンリミテッド、願わくばゼロを視聴済でないとキツく。
Fate本編の共通話を簡略化されている所が分かっているからシツコいって言う方もいるでしょうが個人的にはマイナス点(尺の都合もあるかもしれないけどね)
Fateシリーズは初見。聖杯を巡ってペルソナみたいなので戦うという...
Fateシリーズは初見。聖杯を巡ってペルソナみたいなので戦うというのは聞いたことがあります。おそらくかなり重要なサーバントの召喚をばっさり切ることで、さくらとの交流にストーリーの焦点が絞られていると感じました。これって、絶対ラスボスさくらちゃんでバッドエンドになる雰囲気しか無いんですが大丈夫なんでしょうか。序盤のテンポが悪くて乗れないんですが、中盤から盛り上がって面白かったです。次も見ようかなと思います。
心情表現が乏しく、ダイジェスト感しかない
映画の前にHFルート再度プレイして、
期待も最高潮だったのに興ざめも甚だしい。
※以下ネタバレ含む感想です。
・冒頭からセイバーとの契約シーンまでの割愛
→桜ルートとはいえ、物語の中枢から時間経過によって徐々に在り方を変え、強固になっていく士郎とセイバーの信頼関係、心境の変化は外して欲しくない要素だった。
このシーンが省かれたということは、恐らく最終章のセイバー戦で対等に勝負を行えることへの喜び、無垢な信頼を裏切り桜を優先する事への葛藤も省かれると予想されるため残念で仕方ない。
劇中最大の見せ場と言っても過言ではない重要なシーンへの布石なだけに悲しい。
・夜な夜なセイバーと士郎が出かけて、何か危険なことに首を突っ込んでいることを示唆する描写の少なさ
・そのことに気づいて士郎を心配していながらも、面と向かってやめて欲しいと言い出せない桜の葛藤→その後セイバーとの深夜徘徊で士郎が怪我(魔力喪失による一時的な生命力の低下)をしたことで桜がセイバーを叱責→ハッキリと言葉にして士郎に気持ちを伝えなかったことへの桜の後悔→柳堂寺戦闘でセイバー敗戦後に士郎だけは何とか帰宅→またしても士郎を止められなかったことへの後悔と傷を負いながらも帰宅した士郎を見た安堵、再会の喜び(桜視点)
までの心理描写が皆無なため、原作を知らない一見さん視点だとラストシーンの涙の抱擁が全く心に響かない。
・間桐桜とかいう友達の妹(赤の他人)が理由もなく突然怪我人の家に世話役として上がり込む謎
→それに対して伏線すら張らない点にやる気の無さを感じる。お前、絶対説明挟むつもり無いだろうと言いたい。
・間桐邸の修練場(虫蔵)発見時の凜の嫌悪表現からは単なる虫嫌いなのかな?という印象しか感じない。
修練内容のおぞましさの一端を垣間見れる描写でも無いことにはこのシーン挿入の意味が分からない。
・士郎の度が過ぎた自己犠牲精神、その異常性を試すようなワカメの意味深な態度が誇張され、その精神性を嫌悪している描写が色濃く描かれ過ぎている。
→違うんだ家のワカメはそんな善人オーラを出したりしない。端から見てるとただ卑屈でやたらモテて士郎に突っかかってくる面倒な輩じゃなきゃダメなんだよ。意図せず(他人から見れば意図した行動に見えるが本人に自覚は無い)行動の結果として士郎の目に見えないところで士郎に害なす人間を貶める、隠れ良いやつポジションの熱い存在、そんなワカメを辞めないで欲しい。こんな薄っぺらいワカメは嫌いだ。
・ランサーと真アサシンの戦闘描写は熱かったが、何より荷台が大惨事となっていながらも全く運転の手を休めないキャリアカー運転手のメンタルの強さに驚愕した。
・キャスターの私服姿が見れたのは高評価
・泰山のお子様店長が描かれていたのも高評価(CV.田村ゆかりで追加注文のマーボー確認してこなかった点だけが唯一の気がかり)
・神父が教会で懇切丁寧に長々とおしゃべりしていたシーン、その後すぐ親身に知人の治療を行ってくれた描写の印象が強いせいで神父に対して、寡黙で取っつきにくく、他人の心の傷を開く、何を考えているのか分からない心に闇を抱えた危険な奴という印象が無い。
そのせいで泰山入店時に神父がマーボーを食べていることへの衝撃が殆ど無いのが残念。
本作には言峰綺麗の人間性を掘り下げるという側面も有るので、普段見せない言峰神父の言動をクローズアップしてその異常性を強調して欲しい。映像主体のため文字表現とは異なり、日常パートにこっそり紛れ込ませるだけではインパクトに欠ける。
【総評】
外面の表情、動き、エフェクト、背景はよく凝って作られており素晴らしい完成度と言える。ただし、それが全て。
人物の内面が描かれておらず、ストーリーの流れ、どうして次の展開に発展したのかが曖昧になってしまっている。
綺麗な映像を眺めて心を癒されたい方にだけおすすめします。ストーリーは綺麗な映像をつなぐためだけのおまけです。
TV以上のものは・・・
TV版「UBW」、再放送された「ZERO」のみしか知りません。
「Fate」というものは、知ってましたが、知ってただけで、最初に観た「UBW」は、「綺麗なアニメだなあ。嫌いな話ではないな。」的な感想のみ。
アニメ映画というのは、(限らずシリーズ化されてる邦画・洋画全般)そもそもファン向けの作品である為、「意味が分からない」「内容が・・」と言うレビューは、ナンセンスだと私は思っています。
(そうは言っても・・という作品もありますが。)
その上での感想が、TV以上でも以下でも無い作品ですかね。
勿論映像、音楽、動きは凄いですよ!
ただその辺りは、「UBW」で満足してしまっているので、この映画にそれ以上の驚きは無かったと。
アニメ業界とか詳しくないですが、原作に縛られて尺の問題があるのに何故映画にするのだ?と思うんですよ。ファン向けの映画であると言い切るのならば、映画ではなくTVで、ファンが納得出来る内容でしっかりやれば良いのでは?
勿論、放送枠が確保出来ないとか、映画の方が利益が大きいとか、会社としての問題が、まあ、色々あるんでしょうがね。(笑)
そんな話は、置いといて(笑)
しかし、主人公の衛宮志郎くんですか?
朴念仁ですか?ヘタレですか?(笑)
明らかに好意を寄せてる年下の可愛い家事全般OKの女のコと1つ屋根の下で暮らしてて、何故何もせん!(笑)
しかも後半パジャマ?姿で二人っきりのシーン!おいおいキスの1つもしたれや!むしろ襲え!(笑)
頼めばすぐOKくれそうじゃん!(笑)
向こうも待ってるぞ!(笑)
「UBW」でも似たような感想抱きましたが。最近のアニメにありがちな展開ですかね。
いろんな方面からの、とてつもない愛を感じる作品です。
大人気ノベルゲームFate/stay nightの3部作目にあたるHeaven’s feelは原作ゲームの頃から「特にストーリーの尺が長く、かつ陰鬱なものになっている」として話題を集めました。また実際にプレイしたファンからは「そもそもそのストーリーにすらたどり着けなかった」「長すぎて諦めてしまった」「陰鬱な内容の連続に投げ出してしまう」などの声が出たほどでした。
そんな“問題作”がついに公開を迎えて大ヒット。これはもう制作陣のFate愛を感じずにはいられないです。
監督、スタッフ、音楽担当、キャストさんの全員がFateをこよなく愛しており、各メディアやイベントでも公言しています。シナリオを担当する奈須きのこさんをはじめとする、多くの方からの愛を受けてFateは同人アダルトPCゲームからここまで成長してきました。これだけ制作陣に愛されて、なおかつ私達視聴者も引き込む作品はそうないと思います。
今回上映が決まった、召喚システムやバトルの仕組み、聖杯戦争そのものに深く言及するHFは実質ヒロイン桜とイリヤの二人のルートでもあります。これはネタバレになりますが、第4次聖杯戦争終結の折に同じ“生きた聖杯”になった桜とイリヤの悲痛な運命や心情を鋭い描写で表現したものになっています。見終わったときは、体の中から何かを抜き取られたかのような感覚が残りますが、それでもやっぱりストーリーの完成度やキャラクターの個性や心情の表現の上手さ、そこにファンのみならず初見の方までもを惹き付ける魅力があるのではないかなと思います。この映画の内容をより良く理解するためには、Fate/zeroや本編のセイバールート、凛ルートを見ておく必要がありますので、もし可能であれば見ることをおすすめします。たくさんの伏線が随所に散りばめられており、それらが今後の2章で語られます。マスターとサーヴァントの主従関係に基づくバトルが好きな人、また恋愛映画が好きな人であれば十分楽しめる作品だと思います。
ストーリーをある程度知っていて、桜が好きだという人、もしくはヒロインの桜がかわいくてという人は絶対見てください‼️ 話が本当に辛く、全体的に暗い内容になっていますがオススメします。
アニメ、劇場版など見直してより深く楽しみたい気になる
初めて映画を見ていて、
セイバーとアサシンのバトル良いところで映像が中断。
停電らしく5分後ぐらいに、3分ぐらい巻戻ってスタート。
良いテンションだったのに興が削がれました。集中力切れ。
良く考えると遠坂ルートは好きだけど正直このルート
好きではなかったことを思い出した。
映画としては、
せめて「問おう。貴方が、私のマスターか」ぐらいあると思いきや
OPとして端折るなど、見てるときは裏切られた感じだけど、
分岐向けに考えられていて、以前の劇場版を再度見たくなる感じ。
どうしても間桐慎二を見るとわかめが頭から離れない
色々起きる展開で
色々起きます。
キライな展開
楽しい展開
意外な展開
色々受け止めかたがあると思います。
ゲームでストーリーの結末を知っているからか、そのぶん敗北も気楽に受け止められています。
三部作だとおもうので結末まで追いかけたいです。
とても良かったです。
とても感激しました。アクションシーンの臨場感は特にufoさん流石といったところ。
冒頭部のざっくり飛ばしはまあびっくり。「これみんな見たでしょ?」感がすごかった。
あと、個人的にセイバーが倒れる(で表現あってるかわかりませんが)シーンで、原作(レアルタですが)では言ってたセイバーのセリフのすまない士郎みたいなやつが全くなかったのがちょっとかなしかった。あのセリフは個人的にすごい好きだったから。(記憶違いだったらすみません。)そこの点でマイナス0.5点でした…
知識はもちろんないとようわからん映画だけどまあそれは仕方なし。前作観てとかいろいろあるけど、ふつうにレアルタヌアでいいからHFをゲームでやっとくのが1番いい気がする(もちろんセイバールートとかの前段階は必要)
とにかく濃い
Fate初心者にはお勧めしません。どこを見ればいいのか、きっと分かりません。
かなり長い上映時間に、かなり色々詰め込まれています。終始重苦しさが漂っているのは、原作通りと言えるでしょう。決して万人受けしないことは理解した上で作っている感じがします。
とはいえ、映像美は本当に素晴らしい。アクションも少な目でこそあれ、今まで以上にクオリティが高く仕上がっている。また、それぞれのキャラクターが深堀りされ尽くされた今だからこそ、「この人はこの場面でこう動く」というのが、実に正確に綿密に描かれている。
かつて、これほどまでに神父の麻婆が真面目に描かれたことがあっただろうか?熱心に麻婆を食す彼の姿を見ても、決して飯テロにはならず、むしろネガキャンになってしまうのは何故なのか…。
予想と違ったけども…
本日の21時過ぎ上映の回観てきました。
ざっくり言ってしまえば
序盤の士郎と桜の出会いに力を掛けていた為か
キャスター敗退~セイバー敗退までが若干ダイジェスト気味ではありました。
まぁあの密度のストーリーを三部作にまとめようとすれば仕方ないかなと…
作画についてはこれぞufotableといった具合
周一であのクオリティーを維持してきただけのことはありました。
戦闘シーンは圧巻でしたアニキ(ランサー)の唐突なアスリート走りにはちょっと笑いそうになってしまいましたが前後の槍さばきを見たらそんなもの吹っ飛びますわ。
結構な場面で改変があったりしましたが
まぁ気にはならなかったです。
士郎が形のない島でライダーに吸精されてるシーン(夢で凛と×××)は大幅にカットでした(汗)
ともあれ最後言いたいのは桜が可愛かったです。ちゃんとヒロインしてました。
ライダーさん最後カッコ良かったです。
もう2~3回は見に行こうかなと思いました。
桜かわいかった!
期待しかありませんでしたが、期待を裏切らない幕開けでした!
二人の出会いから始まって、日常があって、そしてそれが壊れていく。
パーカー桜ちゃんかわいかったです。
慎二は嫌いでしたが、今日この映画を観てちょっと心が傷みました。
アクションシーンの迫力は満点で、特に高速道路。ランサーの走り方には笑いましたが、超かっこよかったです。
映像は綺麗すぎて、音楽も最高に合っていて終始大興奮でした!
続きが待ち遠しいです。
ただ初見の人にはかなり辛いと思いました。
(FGOしか知らない人とか)
少なくともセイバールートor凛ルートを予習しておくことをオススメします。
残念すぎる・・・
映画であの長大なシナリオを映像化するに際し、不安感はあれど3部作だから何とかなるだろうと思って期待して見に行きました。
(深夜最速上映で見に行きました)
OPから非常に嫌な予感がしたのですが、
聖杯戦争の幕開けからセイバー召喚まで、UBWの映像のダイジェスト版でまるっと省略されました。
「既に見ているから分かってるだろ!」
といわんばかりのスタンスなのですが、そういうことでは無いと思うのです。
いくらヘビーなファン向けの映画とは言え、
前提知識ありきでシーンを飛ばし飛ばしにしていくと、
ただの総集編にしかならず感情移入出来なくなります。
そういうシーンが多々あるのです。
映像の作り込みは本当に素晴らしかったです。
戦闘シーンも鳥肌の立つ演出が満載でした。
でも、なんで今そんな事になってるの?
何でそう思っているの?
という点が映画単体からは本当に伝わってこないです。
鑑賞直後はムカムカして★1じゃーこんなもん!と思いましたが、映像体験としては素晴らしいと思いましたので★3としました。
印象で「悲しい」にチェックを入れましたが、「悲しい映画」という意味ではなく別の意味で悲しい気持ちになりましたということです・・・
心底期待してただけにガクッときています
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