ボヤージュ・オブ・タイムのレビュー・感想・評価

巨匠テレンスマリック！って誰？
とにかく映像は凡庸、コンセプトはありきたり、流れに感動のポイントなし、90分だけど一時間ものの教育ビデオにしても十分。

ブラピも制作に入ってるけど「壮大な時間絵巻を作りてぇ〜んだよ」と言う絵空事に騙されて金だけ出したんだろうね。

まぁ、思索をめぐらしながら時々眠気に落ちながらゆったりできたことで1点（笑）それって映画館の椅子のおかげだよ！

目、綺麗でした。ポスター以上に澄んで輝いていました。ここだけかな。
息を飲む圧倒的な映像…といったものは全く無く、何処かで見た映像ばかり。ビッグバーンしかり、惑星創造のマグマのうねり、海の中の…などなど某国営放送のドキュメント番組と、いや国営放送やナショナルなんだかといった放送の方が上かな。
少ないナレーションの中で繰り返される「母」という言葉、うざったらしい。
表現の自由とはいえ、後半に出てくるスタイルが良すぎる原始人、萎えます。挙げ句の果てにここでも某SF映画と同じように仲間を◯す。もうウンザリ。中近東やインド周辺の映像なのかな？どういった意味なのか私には理解できなかった。
自分が理解できないからといって全否定しようとは思わないが、久しぶりに「金返せ！」「時間返せ！」と思えた映画でした。
いっそのことナレーションはない方がいいかもしれません。