「1944年の実話」マダム・フローレンス! 夢見るふたり TERATERAさんの映画レビュー(感想・評価)
1944年の実話
スケールが大きいだけで、簡単に言えば世間知らずで純粋な妻を献身的に支えた夫の物語。
ヒュー・グラントとメリル・ストリープという大御所カップルだけに安心感のある演技、
実話が元なだけに展開もぶっ飛んでいるわけではなく
夫婦の繋がりの温かさを感じる映画として良作のように感じます。
その他、当時の梅毒が不治の病であり、
ペニシリンが見つかるまでは水銀(!)で治療が施されていたこと、
1944年という戦時下でも日本と比べこんなにも
余裕ある市民生活であったことなど、1944年という時代を知るにも悪くない映画だと思います。
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