「 死んだと授業で聞かされたショックは隠せない。授業中にも「誰が僕の...」ある天文学者の恋文 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
死んだと授業で聞かされたショックは隠せない。授業中にも「誰が僕の...
死んだと授業で聞かされたショックは隠せない。授業中にも「誰が僕の代わりに講義してるんだ?嫉妬する」などというメールが届いたのだ。家に帰れば花束と手紙。そして赤い封書の中にはエド(アイアンズ)が残したビデオメッセージのDVDも届く。
弁護士を訪ねてほしいというメッセージを受け取り、訪ねてみると、そこでも手紙をもらい、かつて2人が一緒に過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島なども巡る。別荘の管理人からもDVDを受け取ったり、とにかく用意周到なのだ。郵便配達人に尋ねてみると、配達日を指定し、すべて1月10日に発送を承ったという。
最期には学位論文も通り、みごと卒業したエイミー(キュリレンコ)。お祝いのメッセージとともに遺産として別荘を譲るという弁護士の言葉。そして別荘には最期のDVDも置かれていたのだった。
エドはかに星雲の形をした腫瘍で余命いくばくもないことを察知していて、すべてを計画通りにエイミーにメッセージを遺していたのだ。多分1月10日に。自分の死後のエイミーの行動パターンを読み切っているほど愛していたのもわかるし、そのサプライズにエイミーがどのように反応するかもしっていたかのよう。だけど、エイミーはまだ若いんだから、次の恋のことも考えてやれよ!とも言いたくなる。
エイミーがスタントマンの仕事もしているというのが印象的。彼女の父が自分の運転する事故のために亡くなったことで、同じシーンの仕事を断りたかったが、吹っ切れたかのように引き受ける。あまり、効果的ではなかったけど、印象に残る・・・
「余り効果的ではなかったけど印象に残る」← スミマセン・・・同感です 💦
天文学好きな若き女性のイメージに合う設定の方が好みだったかも。。(個人的な感想です。。)