「じじいのやっていることは残された人に対する拷問」ある天文学者の恋文 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
じじいのやっていることは残された人に対する拷問
喪失感が痛いほど伝わる作品。実体験としてその最中にいる、そんな精神状態で書かれたシナリオ(原作?)という印象。だからなのか、その沈鬱さ加減は病的でもある。完全に落ちている。
映画としてのデキでいうとイマイチ。終始、携帯に呼び出される、展開としては、それだけなので画的には退屈。
あと、根本的に共感できなかった点として、死別は時間が解決するものなので、じじいのやっていることは残された人に対する拷問。ま、それをいっては元も子もないが。
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