「もっと宇宙論的なことかと…」ある天文学者の恋文 A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと宇宙論的なことかと…
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思ってたけど違った。11次元の話が思わせ振りだったのでちょっと期待したんだけど。不思議な事態が尋常じゃないという段階になるまでが眠かった。あらゆる事態を想定して論理、論理で仕掛けを作っておくなんて理系の人間なら考えそうだけど、そううまくは行かないし、自己満足に終わりそう。死んでもなお愛情を注ぎたいのは分からないではないけど、相手を困惑させるだけだし、引かれちゃうかも。死んだ後のために時間を使うより現実に向き合ってちゃんとお別れする方が良いような…ま、秘め事なのが問題なんだけど。ビデオメッセージの録画に何度も失敗していたことが明らかになるところはちょっとじーんとしたけど、ここも男の見栄っ張りと紙一重で危うい。女性はこういうのに感動するのか感想を聞いてみたいところ。あと、あの犬、何? 「鑑定士と~」も何?っていうのがあって、暗喩なのか、単に違う方向への誘導なのか、はたまた自由に解釈させたいのか、最近のトルナトーレ監督の意図が分からないような、面白いような。モリコーネ先生の音楽は美しかったけど特に唸る程ではなかった感じ。淡々としたストーリーなので仕方がないですね。
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