ルージュのレビュー・感想・評価
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放蕩息子役もセクスィーなレスリー
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原作は『さらばわが愛〜覇王別姫』と同じ作者。
ある夜、新聞記者のもとに古風な服装の女性が現れ、待ち人の広告を依頼するがその後も家までついてくる。女性が待っているのは再会を契った恋人で女性は霊だった。記者も記者の同僚の恋人もすっかり同情し、女を助け見守るのだが、約束の時間に恋人は現れない。調べていくと、彼女が霊となって地上に彷徨い続けている哀しい事情(身分違いの恋の結末)が明らかになっていく。
だが、日本の能のように、「話を聞いてもらってスッキリしました。ありがとうございました。これで私天国に行けます…」で終わらないのが面白い。不甲斐ない境遇に陥っている男を確認してキッパリと別れを告げ、颯爽と成仏していくのだ。53年越しの怨みを自分で晴らしていった。w
売れっ子娼妓を物量作戦と甘い言葉でモノにするわりに根性なしのイケメン金持ちアホぼん役に当時三十路のレスリー・チャン。あのセクスィーさで言われたら真に受けたくなるよね…。
娼妓役のアニタ・ムイさんもニュアンスのある昭和(香港だから違うw)美人だった。
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