「全く分からない」沖縄を変えた男 やすさんの映画レビュー(感想・評価)
全く分からない
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何も知らない人が見たら、なんとなく良い映画風で感動しちゃうのかもしれないけどさ。
どーしても納得出来ないのが、ラストの栽監督が肩を震わせて号泣してるシーン。
あれはいったい何の涙なんだ??
全く分からない。
だって栽監督の目標は甲子園で優勝することであって、甲子園出場じゃないだろ。
沖縄代表になるくらいただの通過点なのに、あの号泣はおかしいだろ。
じゃあ、栽監督の『孤独』を表現したかったのか?
だとしたら、バカにするなと言いたいね。
浅はかな演出だよ。
栽監督が生きていたらどー思うかね。
これは邪推かもしれないけど、そーとーな負けず嫌いだった栽監督は焦ってたんじゃないかと思う。
沖水に赴任する前から、豊見城での実績もあるし、沖縄の高校生が甲子園で全国と対等に戦える手応えは、すでに十分に感じていたはずだ。
だから栽監督は『沖縄が初めて全国優勝を果した監督』ってゆー冠が欲しかったのではないか?
他の監督にその称号を取られたくなかった。
だからあれほど大野倫を追い込みながらもあとに引けなかったんじゃないか。
沖縄人に自信を与えるとか、内地コンプレックスの克服なんてあと付けかもしれない。
別に沖縄野球を代表する功労者が人格者じゃなくたっていいんだからさ。
ホント何の涙か解説して欲しいよ。
なんとなくテクニックでまとめられた、底の浅い映画だったなー。
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