「共感力」ジュリエッタ ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
共感力
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子供を産んだことがないのに、どうしてこんな気持ちになるのだろう。
娘に会いに行くシーンに、どうしてこんなに胸が詰まるのだろう。
子供を失っても、子供を亡くしても、子供が居なくても、子供が居る居ないに関わらず、全ての女性に備わる「共感」という感情。
感情を露わにする女達。感情で生きていることを表現する女達。アルモドバルの持つ共感力が、フィルムに乗り移り、私の魂を揺さぶりにかかる。
だからこそ、アルモドバルはこれほどまでに沢山の女性から支持されるのだと、改めて思う。
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