「ハリウッド映画の敵役はロシアンマフィア。唯一の例外は「ルーシー」。キウェテル・イジョフォーの存在感。」トリプル9 裏切りのコード ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッド映画の敵役はロシアンマフィア。唯一の例外は「ルーシー」。キウェテル・イジョフォーの存在感。
Movix堺で映画「トリプル9 裏切りのコード」( Triple 9)を見た。
平日金曜日の午前中なので観客は4-5人だろうと予測したが、
実際には10人以上が入っていた。
出演はケイシー・アフレック。
「バットマン」ベン・アフレックの弟である。
近作は「ザ・ブリザード」
「インターステラー」
「ファーナス 訣別の朝」など。
アンソニー・マッキーは「アベンジャーズ」シリーズに出ている。
ケイト・ウィンスレットは最近は「ダイバージェント」シリーズなどで強面の役が多い。
「とらわれて夏」では色っぽい役立ったが。
ケイト・ウィンスレットの妹役のガル・ギャドットは「ワンダーウーマン」や
「ワイルド・スピード シリーズ」で活躍している。
存在感があるのはキウェテル・イジョフォーという男性俳優。
中国映画と韓国映画では敵役は必ず日本や日本人であるが、
最近のハリウッド映画では敵役はほとんどがロシアンマフィアである。
例外だったのは韓国人マフィアが多数出演しているスカーレット・ヨハンソン主演の「ルーシー」くらいか。
本作でもケイト・ウィンスレットがロシアンマフィアのボス役である。
登場人物は大別すると4つのグループに分けられる。
①善い警察官
②悪い警察官
③メキシカンマフィア
④ロシアンマフィアである。
警察官なのに強盗犯。
警察署長なのにコカインを使用。
などそれぞれの登場人物がやりたい放題。
最近のアメリカ映画はこういうのが多い。
米国社会の混迷を映画が鏡として映しているのだろうか。
映倫区分はR15+。
メキシカンマフィアに斬首された多数の首などの表現のせい。
上映時間は115分。
長さは感じない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。