「正統派に渋い犯罪モノ」トリプル9 裏切りのコード 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
正統派に渋い犯罪モノ
前作「欲望のバージニア」から期待を裏切らずに渋味のある作品を撮ってくれた。
序盤は戸惑うモノの段々と整理出来て辻褄が合って行く構成は中々の見所がある。
C・アフレックが良い役者だと再認識させられる存在感。
「ファーナス 訣別の朝」での共演も記憶に新しいW・ハレルソンも好演していて他の役者陣も渋い。
久々に本格的でアメリカのクライム、サスペンス的なジャンル映画で良かった。
マン氏もタジタジな位にJ・ヒルコートは監督としての手腕を発揮していて最高。
警察内部に強盗集団、刺青だらけのギャングなどリアルに描かれている演出が素晴らしい。
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