若葉のころのレビュー・感想・評価
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新緑溢れ 光輝き 風そよぎ 水面弾ける
嗚呼あの輝いた青春…甘くせつない…
時の流れを経て、今やっと、
心に刻み~舞い戻る
とにかく、個人的に大変好きな作品です。
大きなスクリーンに広がる 映像美 が染み入ってきます。
絶えず、光と風と緑が映像の中に溢れ、とても効果的でもあり印象深いものに。
映像美の一つに、
数人の男子学生が取り上げられた、いろんな色のレコードを校舎の屋上から、山の稜線や空、全てが夕映えに光輝くその方向に向かって、次々に投げていく場面があります。とても、綺麗な神秘的にさえ感じてしまう素敵な映像でした。
青春真っ只中感が、自分が体験出来なかったにもかかわらず、とても心地よく響いてきました。何故か、自分と重ねてしまい懐かしさと共に羨ましくさえ感じるような…
若い俳優の方からオジサン俳優の方まで、とてもいい演技をするので、自然とその話の中に引き込まれてしまいます。
あと、この話は自分とは正反対の少しハイクラスな人達が織り成す部分もあるのですが、それが、少しお洒落で絶妙にいい感じに~
特に、真空管のアンプが出てきた所なんか~やられた!と…
あまりに、べた褒めなのは、この映画が自分にとって、とてもしっくりきて響いたからであって、
他の方が観たら全然違う感覚を覚える事もあると思います。
あくまで、私にとっての素敵な作品だと言う事を念を押しておきます。
本当に、良かった 3回目
追記
自分の大好きな作品の一つに
“陽だまりの彼女”
という作品があります。
この 若葉のころ の作品を観た時、何か引っかかるというか前にも似たような感じの映画を観たと思いました。
よくよく思い出して考えていたら、それが、陽だまりの彼女 だったのです。
話の内容は違いますが、少し似ているかなと思う所があります
綺麗な映像、広がる風景や光射す場面
幼い頃(学生)知り合って両想い~月日流れて社会人となって再び出逢う
核となるテーマソングが、
ビーチボーイズの素敵じゃないか(wouldn't be nice)
陽だまりの彼女は、ラブファンタジー色があるので、違うと言ったら違うのですが、映像やテーマソングの選曲等、全体的に醸し出す雰囲気が、何となく似ている気がしたのです。
もしかしたら、ジョウ・グータイ監督はこの映画を観て、インスパイアされて作られたのかなと思ったりしてしまいました。
多分違うのでしょうが、気になったので追記しました
すいません。
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