「主人公の無敵さを楽しむ」エンド・オブ・キングダム あかりさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の無敵さを楽しむ
これぞ娯楽映画!
ジェラルド・バトラー!
絶対死なない安心感!
その無敵さがいっそ清々しい!!
エンド・オブ・ホワイトハウスの2年後を描いた続編。
イギリス首相のご逝去を悼むべく各国首脳が国葬に参列する所へ、警護隊や警察官に身を潜めた大勢のテロリストらが襲撃を始める…。
テロリストらは統制が取れてると言うより「数で力押しして とにかく各国の首脳を確実に潰せ」と言わんばかりに、イギリスの名だたる観光名所もド派手に壊す。
自分らの圧勝・西欧諸国の惨敗という絵を印象づけたいから、むしろ壊したいんだな。よりインパクトある襲撃方法を選んでるもんね。
次々と首脳陣が凶弾に倒れる中、アメリカ合衆国随一の精鋭SP達も自らの命を削りながら大統領の安全を確保しようと力の限り立ち向かう。
テロリストの人数と銃火器見てたら、もう一方的な殺戮だよね。
え…?イギリスやろ?RPGとかどうやって持ち込んだん…??とか深く考えない。
やったー!これからブラックホーク・ダウン並みの市街地戦が始まるのね!と期待するのが正しい見方。
どこに逃げても執拗に狙われる。
テロリストなりの歪んだ大義があるから、向こうも必死。
途中、味方とのつらい別れあり…大統領とのバディ感あり…。
そして後半は振り切った演出。
爆発!銃撃!格闘術!さらに爆発ゥ!
昨今のコロナ情勢で抱えてる不安や日常のストレスも一緒に吹き飛ばしてくれる。
疲弊した心をファンタジー世界へ連れていってくれる、なんて優しい映画なんだ…。
皆さんもぜひ娯楽として楽しんで。
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