あいつだのレビュー・感想・評価
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ホラー要素は必要か
妹を殺した犯人をひとの死に際が見える女と追い詰めてく話。
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この話釜山で本当に起きた事件を元に作ったらしいんだけど、途中途中トイレの花子さん的な少女が出てきてホラー要素がある。
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ちゃんとこの子は最後まで繋がる重要な子なんだけど、普通に見てるのに関係ないおばけが出てきてちょっとイラつく(笑).
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あと葬式の儀式で、骨を入れた器が犯人のところに流れ着くっていう場面は、私はそういう霊的な事信じないタイプだからリアリティがなかったなぁ。どこまでが実話なんだろう。
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まぁ韓国映画のこういう系のは外れないよね。でも相変わらず警察は無能。文句言う前にちゃんと捜査して。
病んだ人間性
韓国のある港町。
両親はすでに他界し、二人で暮らす兄妹。
妹は明るく、自由奔放。兄は無愛想で、堅物。過保護な面も。
それでも仲良く暮らしていたが、ある日、妹が何者かに殺され…。
唯一の肉親を失った兄が、自分の手で犯人を見つけ、復讐するという韓国らしいハード・サスペンスだが、変わった味付けが。
町には霊が見えると噂される女が居て、彼女は妹の死を“見た”らしく、兄は協力を仰ぐ。
このオカルト要素が作品に一種独特の雰囲気を醸し出している。
さて犯人は、怪しい奴が何人も居る訳じゃなく、若干数に絞られ、すぐ目星は付く。
しかしその犯人は表向きは穏やかな人柄なのに相当なゲス野郎で、戦慄。
また、霊が見える女に対する町人たちの偏見、嫌がらせ。
皆、人間性が病んでいる。
ユヘジン
建て壊しが決まって廃屋が並ぶ港町。建て壊し予定物件には赤スプレーでバッテンが吹き付けられてる。この港町スラムでお兄ちゃんはおしぼり洗浄の仕事して毎日漂白剤まみれになりながら働いている。重そうな革ジャンをいつも羽織ってる。そこには死を予知するシャーマニックな女がいて毛玉だらけマフラーを巻いてる。妹の葬式は海岸ベタでオールドスクールな遣り方で執り行われ、そこで犯人と直感する。薬局とか、一々ディテールのある美術?大道具?が良い感じ。
ホラーテイスト
人の死が見える女と溺愛してた妹を殺された兄。かなりのホラー入ってます。
お兄ちゃん、1人の男を犯人と疑ってストーカーするんですけど本当にこいつが犯人?もしや違う人なのでは?とこちらも不安になる。
いつものと比べるとホラーが混ざってるので新鮮。
無能な警察、殺人は健在です。
サスペンスちょっぴりホラー
今まで観てきた韓国犯罪モノとは少し色が違ってホラー要素もあった。
どこまでが事実なのだろうか?韓国映画の不気味さとリアルさは好きなのだけど、
韓国と言う国に対しては怖さしかない。
最近観た韓国映画の中では異様な雰囲気と何か起こりそうな不気味さ面白かったけど、物語の展開には満足出来なかったと言うか、どんでん返しもなくホラーと言う要素がなければ何の展開もしてないんじゃないかと思ってしまった。
犯人が分かる時が急過ぎて驚きより「何じゃそりゃ」感がハンパなかった。
オススメ
60本目。
何かねタイミングが合わず観れませんでしたが、やっと観れました。3度目の正直。
まず結論。
面白かった!
ちょっと怖い位でした。
どう絡み合って行くかと思ってたら、成る程ね。
欲を言えば最後、妹への思いを語るのはいらない。
観てて十分に伝わってるから。
たま~に韓国映画観るんだけど、日本負けてるなと思う事多々ある。
良作でした。
オカルト風味付けがほどよいサイコスリラー作品。
いつも韓国映画に出ているユヘジン。ここでも登場。おまけにいつもとガラリと違う怪力な役柄。びっくり。
心霊サスペンススリラー、でした。ひなびた海辺の街並みがうまく活かされててなんとも怪しい世界観。
殺され方は韓国らしくなかなか陰惨。死の世界が見える街の厄病神と妹を殺された熱血な兄との関係もしっくり出来てて良かった。
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