呪い村436のレビュー・感想・評価
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人口増加率変化なし!
一人が生まれると一人が死ぬ。一人が死ぬと、一人転入者があったりする村ロックウェル・フォールズ。見た目は田園地帯にある普通の小さな村。村の入口で車がパンクし、村に留まることになったら最後だ・・・
村人は皆親切だけど謎が多い。唯一の医者だって、村人が認めただけの医者。囚われている少女アマンダだって、熱病だと説明されるけど、どう見ても普通だ。知恵おくれの青年もいるが、何か訴えたい様子が窺える。逃げだすと熱病とされる?そんな疑問をぶつけまくり、村人に監視されまくるスティーヴ。祭りは年に何度か行われるが、「あなたのための祭りよ」と言われ驚くスティーヴが見たものは壇上で首つりされるルビーの姿。誰かが一人増えるとくじ引きで死ぬ者を選ばねばならないという残酷な慣習があったのだ。小学校から村独自の神の教えを叩き込まれ、誰も逆らわなかったのだろうか・・・
「君は友達だ」と保安官ボビーと親しくなるが、逃げ出すことを相談するうちに、ボビーが求婚しようとしている女性コートニーと寝てしまう。 村を逃げ出したい人間は何人かいるはず・・・だけど、皆諦めて平和な村を享受している。一度捕らわれて、逃げだしたときに8年前に偶然村にやってきて住み着いた男と知り合うが、彼もまたなかなか抜け出せないでいたのだ。
序盤からロボトミー手術を臭わせていたけど、コートニーがやられたときにはゾッとしてしまう。とにかくアマンダを連れて逃げるスティーヴ・・・ボビーが助けてくれたのは意外だったが、逃げだしたと思ったら、やっぱり悲惨な運命に・・・こうして3人が死んで、誕生したのが双子。スティーヴを探しにきた友人が村に入り、帳尻合わせもバッチリだっ!
B級の中では良作。最後がなぁ…
全然ホラー映画でもオカルト映画でもなくって、人為的なお話で非常に楽しめした。
あの彼女の涙はなんだったのか、とかなんの為に彼らはああいうことをしだしたのかとか色々と考えてもおもしろいし、ただ暇つぶしに観てもおもしろいし内容です。
ただし低予算臭ばっちりなのでそこは勘弁を。
私はとある世界の縮図があそこにはあるのかもなぁと、究極の社会主義国家ですからねあの村は。
とにかく人為的な怖さで進んでいくのですが、最後がどうしても私的にはあかんかった。最後だけなんかオカルトちっくに終わってしまったのが残念でなりませんでした。
あそこまで人為的な怖さでいったのなら最後も村の外まで追いかけていって殺すとか、なにか落とし穴じゃないけど対策してるとか、そんな最後まで人為的な怖さでバットエンドを迎えてほしかったです。
そういうオチであれば4点〜4,5点でしたね。
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