君がくれたグッドライフのレビュー・感想・評価
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ベルギーは尊厳死が認められている
ALSの進行が早すぎる気がする。
夫婦、カップルの有り様が色々。
自転車ツーリングが好きな人は楽しいのかも。映画としての面白みに欠ける。
本当にあんな注射一本で静かに眠るように死ぬことができるのだろうか。
変わった映画だったが、心には残った
無関心••3••好
並••3••凄
無••3••涙/無1••••固ゆで
無••3••社会派/大衆••3••狂信
満喫/紹介
俺の満足度 70点
作品賞可能性 80%
うーむ、変わった映画だった。
全く救いがない。そんなにはっちゃけることもなく、どちらかと言えば淡々と進む。
でも、確かに友情に溢れる映画だ。安楽死に向かう夫、友人を自転車旅行で送る。ちょっと想像できないシチュエーションだけど、確かにこんな感じなのかなあ。そう思わせる普通さが凄いのかなあ。涙もほんの少ししか流れなかった。かといって、心が入ってないんじゃないんだよ。けっこう心は震えてるんだ。
上見てもわかるように、どれと言えない映画だったのだけれど、心には残った。なんだか新しい。
よくわからないけど、4に近い3.5!
最後はそうなることを 完全に分かりながら見るわけで、 それは悲しい...
最後はそうなることを
完全に分かりながら見るわけで、
それは悲しい、苦しい道程なわけです。
主人公と妻がこの決断をするまでには
ものすごい葛藤があったんだろうと
想像できるんだけど、
主人公のぶれない強さが印象的。
でも
「死ぬんだぞ、怖いに決まってる」
とさらけ出すシーンは辛い。
そして母の強さ。
一番愛している人で、
一番苦しいのではないかと思うんだけど
一番の理解者なのかもしれないと思いました。
僕の人生は長くはなかったけど充実していた
そんなふうに言いたいな、と思いますね。
Hin und Weg
テレビドラマのようなつくり。
登場人物たちのキャラ造形、キャスティング、俳優たちの演技がよい。
ドイツからベルギー横断と、自転車旅行の道中の風景が美しい。森、水辺。どうということのない風景だけれども、日本にはまずない。それを見事に映している。
と言っても、この作品を最大に評価すべきところは、《安楽死》問題の是非を正面から問うたこと。称賛したい。
物語後半からエンディングまでのまとめ方もよい。
おかしくも切ない旅路。ホロッとする最期の迎え方。
【賛否両論チェック】
賛:最期の瞬間までを、苦楽を共にしてきた仲間達と過ごそうとする主人公と、葛藤しながらも彼を心から支えて送り出そうとする仲間達との絆に、感動させられる。コミカルな中にも、ホロッとさせられる。
否:先が見えてしまう展開はやや単調で、眠くなるかも。不謹慎なシーンも多いほか、ラブシーンもかなりあり。
まず、気になるラブシーンが結構多めなので、あまりデートや家族で観るのには向かないかも知れません。
自身の死期を悟り、仲間達との思い出を忘れまいと、最期の旅路も仲間達と過ごそうとするハンネス。一方、その事実を知ってしまい、旅の是非に思い悩みながらも、最期の瞬間まで彼を温かく見守ろうとする仲間達。彼らの熱い絆が、胸に響いてきます。
ただ展開はやや淡々としているので、惹かれないと少し眠くなってしまうかも(笑)。“課題ゲーム”の内容も、やや不謹慎な感が否めません。
それでも、非常に重いテーマを描いている中で、コミカルなシーンもありながら、最後にはホロッとさせられる、そんな感動的なロードムービーに仕上がっています。
いけすかないが良かった。
映画の日だったのでチケット売り場に向かい「今から上映するのってどれですか?」と聞いて見た作品。
タイトルは買ってから見た。
君がくれたグッドライフ……??
激しく後悔した。
タイトルのイメージ通り、病気の人が出てきて死にます(安楽死)それがわかった途端寝る準備を始めました。
本当にそこらへんに転がっているようなお涙頂戴の内容で何が面白いのかわかりませんし、いけすかないおしゃれな海外の音楽が流れてきたり、演出もいたって普通です。
ですが、案外寝られませんでした。
何がってあのリア充っぽさの表現が素晴らしいです。若くはない人達がはしゃいでるのがいい
今の自分の行き場のない感情を友達にぶつける訳にいかないからと行きずりの若い女の子を同伴してきやがるなんてパーティピーポーの知り合いとかがよくしでかしますよね。
とにかくどの画をとってもインスタとかFbに上がってそう。
やっぱりいけすかないけれど変な奇をてらったような演出が無いために清々しさを感じました。
安楽死の医者がいなくなってもやっぱり安楽死をやめます。という流れにならないところに一貫性を感じた。
辛いよりも楽しい方がいいもんね。
安楽死がテーマというよりも楽しく生きる手段とは?みたいな心がストレートに伝わってくる映画だったと思います。
ざっくりココ観てポイント
①不覚にも心温まる下ネタが心地いい。
②課題ゲームで「乱交パーティ」と書いた理由が洒落てて粋。
③亡くなった人との対話のやり方が伝授される。
④楽しいとき、悲しいとき、切ないときの色の使い分けがとても美しい。
尊厳死。
話的には良く語らる内容だけど、毎回考えることは一緒。
尊厳死、ありなのか、なしなのか。個人的には病気の苦痛を考えるとありだと思うけどこの作品の様に家族や友達はどう対すればよいかわからないだろうな…。
死を見送る旅なんて悲しすぎる…。
『君がくれた』の『君』とは?
難病ALSに冒されてた青年が安楽死を選んで、安楽死の出来るベルギーへ友達旅行でベルギーを目的地にして、他の友人たちに看とめられて青年だけ安楽死し、他の友人にさよなら。
何とも、ALSの難病の辛さが非常に判りづらかった。
旅行中のユーモアをいろいろな課題をクリアすること、みんながみんなハンネスを励まし一生一度も経験出来るか出来ないかもしれない旅行であっただろう。
彼の「永遠の不在」によって、仲間たちは何を得たのだろうか。
確かにえぇ仲間と!思わせる感はあったが
悪い言い方をしちゃいますが… 既に,脚本?最初[ハナ]っから始めと終わりが出来ていて、後から取って付けたような話の中心を付け加えたように思わせられちゃった⁉️
決して悪い作品では無いと思うが・・・
いい仲間に囲まれた幸せな人生だったんだな
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の青年が、尊厳死の許されているベルギーを目指して、古くからの友人たちと毎年恒例の、そして人生最後の自転車旅行に出かける。
尊厳死という重いテーマを描いた作品です。楽しげなサイクリング旅行の目的としての死なので、その対比が、より悲しくもあります。劇中で一緒にいく仲間達がベルギーに行く真の目的が明かされた後に示した、「何故今まで黙っていたのか」と言う怒りと、大切な友人を亡くしてしまう悲しみ。その落差は、何とも言えません。そうなるだろうなぁ。
自転車旅行の最中の「課題ゲーム」と言う何やら王様ゲーム的な遊びは、死していく友人への餞としての意味合いを持ってしまい、みんな、何とかして課題を果たしていこうとします。ハンネスにとっては、最後の課題ゲームになってしまうんですから、やっぱり自然にそうなるかな。
いやぁ、何とも言えないですよ。もし仮に、自分がそうなったら、あるいは、自分の親しい友人がそうなったらと考えましたが、何とも答えは出ません。出来事を、上手く消化できるのか・・・。自分だったらどうなんだろう?ちょっと考えますよね。
この作品の脚本家アリアーネ・シュレーダーは、これがデビュー作らしいんですが、デビュー作でいきなりこんな素晴らしい作品を書くとは!なんでも、クリスティアン・チューベルトが講師だった大学のセミナーの課題として書いたらしいんですが、書き上げて大学の教授に提出した四時間後には、映画化が決定していたらしいです。
心を打ちます。
泣きます。
考えさせられます。
悲しいですが、人生を全う出来て、良かったのかもしれませんね。
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