WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズのレビュー・感想・評価
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スペシャルな音。
私が若い頃にDJと呼んでいたのは主にラジオ番組の司会者
の方だったもんで、今のDJブームはまったく分からない。
いわゆる選曲者の方なのね。だからEDMの略称で呼ばれている
エレクトロニック・ダンス・ミュージックも本作でお勉強^^;
アイドルだった?ザックは今回もしっかり役にハマっている。
田舎町(そうでもないと思うが)から抜け出して大儲けしたい
若者はそこらじゅうにいるだろうが、一歩抜きん出た才能も
それを拾ってくれる神がいてこそ。今作のコールもカリスマ
DJのジェームズと親しくなったことでその機会が生まれる。
青春ド真ん中映画だけに、それ以外は仲間のドンチャラ騒ぎ
やら恋模様やらといったところなので目新しいのは音楽のみ。
その音作りから制作していくクリエイターの仕事を見るのは
楽しかった。自分だけのスペシャルな音を手に入れなければ
てっぺんには上がれない、どんな仕事でもそうかもしれない。
彼がストイックに音を探し求める場面でも拘りが見てとれて、
さすがMTV番組に長年関わってきた監督らしさが出ていた。
(しかしE・ラタコウスキーは美人だねぇ。男性は堪らないね)
私的には久々の駄作!
久々の駄作!
いろいろ唐突すぎて、へ?って感じでした。
期待していた音楽もそれ程でもなく…残念。
客をアゲる極意的なシーン辺りが一番良かったかな、音楽も。
ヒロインがエキゾチックな美人でステキでした。
スタイルは今ひとつだったけど。
タイトルの意味は観ないとわからない
青春モノならではの高揚感、焦燥感、EDMのレイヴ感もあり、なかなかよくまとまっていたと思う。
「兄弟って気安く呼ぶな」「今兄弟って言ったか?」
主人公の、兄弟同然の親友たちが度々口にするセリフ。
危ない誘惑も多い日常の中で、彼らは他人との距離をうまく保とうとする。主人公はいつも表情をあまり崩さず、ひたむきに、冷静に生きようとする。けれどもたとえ兄弟であっても、喧嘩したり、道を違えたりする。結局何も変えられない、1人でしかいられない、そう思わされる出来事もある。
でも彼は音楽を鳴らす。その時オーディエンスをアゲる=オーディエンスと繋がる、には? 仲間との思い出や、自分の原点をさらけ出した音楽でオーディエンスがアガるとき、たぶんそれを成功させることができる。いつか這い上がれるの? こんなことしてていいのか? 同じ焦燥感を抱えた孤独な人たち。気安く兄弟なんて言えない。でも他人ではない。同じ思いでアガるなら、僕ら、友達だろう。
タイトルはシャイな彼らのそういうメッセージなのではないかと思いました。
ジメジメせずにあのラストへ持っていけてるのが素晴らしい。最後の曲、こうなるんだろうなとは読めたけれど、それでもよかった。
音楽っていいよなあ。
EDM(ええ、だいぶ見応えあります)
仲間と夢を見ながら直向きに走る主人公。その途中で色んな事を経験しながら自分の信念を曲げず、大事なものを貫き通す姿が素敵だった。仲間の一人はお金に揺らぎ道を別れたが、純粋な仲間はちゃんといるし、夢を最後まで諦めない、その腐らない精神を見習いたい。仲間の一人が死ぬシーンは衝撃的で、終盤の「這い上がれるか!」という煽りの台詞は感動しました。堪能的なシーンもあり、オリジナリティの必要性を学んだり、お金に身を腐らせない精神を持ち続け、信念を貫き通す強さを持とうと奮い立たせてくれる、素晴らしい映画です。
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