天使に“アイム・ファイン”のレビュー・感想・評価

いやはや。天使ってこんなにも天真爛漫でピュアな生き物なのねー。

これは、生きてる人間とはちがう、と思って見ないと、あまりの天真爛漫さについていけなくなるわ。

それくらい、登場人物達の悩みや苦しみは深刻で、ある意味身近なものです。

「いやー、ないわー、それ」と天使の行動に文句を言いつつ、
ストーリーがすすんでいくと「あらあら、ふしぎ」天使と人間が
、なんか協力しているみたいに物事がよくなっていく。
それが、理にかなっている、というのか、納得出来る展開で、
「もしかして、これって、すごい深い映画?? 」と身を乗り出してしまった。

で、見終わったときにどうしても「?????」だった、
突然の夫婦キスシーン。ずーっと「なんじゃ、これ」と思っていたら、はっときがついたの。

前世で殺されちゃって、キスも出来なかった気になる二人が、
時代を超えて、結ばれたんだ!!「あ、これ、ラブストーリーなのね」と気がついたら、いやー、胸きゅんだわ。
時代を超えた恋♡なんて、ステキよね。

天使役のきららちゃん、かわいくてピュアだけど、演技もダンスも???

そっか。初主人公のときの素人っぽさが、これから、どんどんステキに磨かれていく、という、成長の記録でもあるわけね。

最初から洗練された女優さんより、なんじゃこれ、くらいのベタな子が、どんどんきれいに磨かれていくのって、いいかも。
成長を楽しみに出来るって、大女優の必須要件ですものね。
先が楽しみだなぁ。

どの役者さんも、味があって、しかも見終わったときに、
「なに、このすっきり感」。

ちょっと、気恥ずかしいけれど、天使とお友だちになれそうな気がしてきた。

そう言えば、天使って、私たちと別の生き物ってわけじゃないみたいなこと、言ってたよね。

この映画、ヘタウマ、な所も含めて、すごく新しい。
えーっ。って思っていた自分が、オハナのブランコで「サイコー」って叫びたいくらいHappyになってるし。

「あらあらふしぎ」♬　心に天使が寄り添ってくれてるかんじ。

不思議な映画だなぁ。

なんか、また見たい。
早くDVDにならないかな。

内容が貧弱。何を表現しようとしているの理解できない。
それに演技も下手。
世の中は弱肉強食の世界、エゴと欲の世界。
幸せを願うものには不幸を、健康を願うものには病と死を。
これが現実の世界。
「笑わせるな」と言いたい。

家族愛に弱いので、5人の主人公が悩んでいる時も、家族の愛に気付く時も、幸福を掴もうと決意する時も、感動して泣けました(T_T)
映画観ながら自分も幸せになれた感じがして、気分がさっぱりしました！