「とてもよかった」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
初日に見に行ったらコンディションの調整を失敗して寝てしまったので1時間くらいで出て、翌日また見に行ったら今度はトイレが我慢できず1時間くらいのところで、まあ昨日ここまでは見たからいいかなと思ってトイレに行った。でも同じところを2回見ているので多分大丈夫である。映画の最後のほうにもトイレに行きたくなって最後まで見てトイレに行くとすごい量のおしっこが出たので1時間の地点でトイレに行っていて本当によかった。
名も無き戦士たちが大儀のために人知れず命を散らしていたというような感じが素晴らしかった。結局デススターのビームで星ごと吹っ飛ばされるならそれまで生き残るために必死でやっていたのはなんだったんだとも思うのだが、確実にデススターの設計図が送信されて役立つことを我々は知っているので、ありがとうという気持ちになって泣けた。
特に主人公のジンは反乱軍でもないのに、すっかりその気になって恋も知らず命を育むこともなく命を散らしていったと思うとせつない。ドロイドも空気を読もうとすらしないところがロボットらしくてすごくよかった。
レイア姫の話になるのかと思っていたらほんの最後だけだった。
ただ、登場人物にミッションを与えるためだけに物語が複雑になっていてそれがあまり機能的でないため、分かりにくくなっていたと思う。そこはもうちょっと本質を捉えて骨太のドラマになる方向で頑張って欲しかった。
シリーズでは3番目に好きな作品となった。