「多大な犠牲を払って繋がれた「希望」がep4「A New Hope 」となるまでのお話。」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー redgrampusさんの映画レビュー(感想・評価)
多大な犠牲を払って繋がれた「希望」がep4「A New Hope 」となるまでのお話。
ラスト30分 怒涛の「希望」リレー!
ネタバレ注意
エピソード4 新たなる希望
時は内乱のさなか。凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍の秘密基地から奇襲を仕掛け帝国に対し初めて勝利を収めた。更にその戦闘の合間に反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。それは”デス・スター”と呼ばれ惑星をも粉々にするパワーを持つ宇宙要塞基地だった。凶悪な帝国軍に追われながらレイア姫は盗み出した設計図を手に故郷へと急いだ。人類を救い銀河に自由を取り戻すために....
【良かった点】
胸にくるシーンが多い。
特にローグワン結成のシーンは目頭が熱くなる。
空戦、地上戦共に大迫力。帝国軍も強い!まさに死闘。
自由過ぎてバラバラだった反乱軍が「希望」によって団結して、攻勢に転じる事になる。
以前は新たなるジェダイであるルークスカイウォーカーが「A New Hope」なのだと思っていたが、
本作を観た後は、苦難に立ち向かう反乱軍そのものが「A New Hope」なのだと思えるようになった!
しかしその希望のバトンは、レイア姫によりノープランの運任せでひょうきんアンドロコンビに託されちゃうんですけどね…
【イマイチな点】
タイトルでもある「ローグワン」と管制塔に応答する緊張感あるシーンは、反乱軍のヤヴィンから脱走の時ではなくて、帝国軍のスカリフのシールドゲートを抜ける時で使うべきでは?と思ってしまった。
最後のレイア姫のカットは要らないと思った。
あのカットを入れるならお供のコンビドロイドのシーンも入れて欲しいし、エンドロール終盤にメインテーマに変調するBGMのあたりで、ep4冒頭のデストロイヤーに追いつかれるシーンまでキッチリやって欲しかった。
ジンの生い立ちの描き方が雑で退屈だった。ジェダのチアルート無双のシーンからオープニングでも良さそう。
また、序盤の重要人物のはずだったソウゲレラの存在が中途半端でもったいない。
つまり冒頭から30分は完全に掴みに失敗している。ファンじゃなければ寝る!?