「映画館で観たかった。」13時間 ベンガジの秘密の兵士 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映画館で観たかった。

2017年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

2012年9月にリビア ベンガジで起こったイスラム過激派によるアメリカ領事館襲撃事件を映画化したものである。
キャスリン・ビグローが撮りそうな題材であるが、本作の監督はなんとマイケル・ベイ。それだけに日本で劇場公開されなかったのが残念である。

とはいえ、結局、批判の的にさらされるのかなぁという感じである。僕は全然OKだったし、ことによると「ダンケルク」よりいいかもと、観た直後の今なら言ってしまう。

マイケル・ベイは、映画としてどう見せるか、ということをいつも考えているのだと思う。それは本作のような実録ものでも、「トランスフォーマー」のようなものでも同じスタンスなのだ。
ヒロイックな演出は実録ものにはいらない、というのが普通の見解であろうが、それがマイケル・ベイなのだと思えば、なぜか許せてしまう。

リビア情勢を考えるうえで、この事件がどういう位置づけがなされているのか、僕には不明にしてわからないが、本作のような映画が残されたことは意義のあることではないだろうか。

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mg599