COP CAR コップ・カーのレビュー・感想・評価
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ベーコン萌え。
ドラッグに手を染め、人も殺す悪徳警察官ケヴィン・ベーコンが、
パトカーを盗んで乗り回す悪ガキ2人を追い詰めるサスペンス。
アメリカでは「パトカー」と言わず、「コップ・カー」と呼ぶのね。ほうほう。まずはそこw
非常にコメディ要素が強い。コミカルな性格でも何でもないのにベーコンの萌え悶えてしまうのは、
ひとえに純粋無垢な少年2人のせいだろう。
この異色な組み合わせに飲まれる80分間。
やっとこさ無線を利用しガキんちょ2人組に脅しの無線を流すも、2人はその時車の外で遊んでおり気付かず…
このテンションの差が何ともシュールなのです。
この映画は盛り上がりや何か素晴らしいラストを期待して観れば拍子抜けに終わってしまうかもしれないが、
ベーコンファンが観れば確実にベーコン萌えが味わえます。
評論家達がベタボメしている程、私は楽しめなかったのが本音ですが。
頑張れ!ベーコン!
少年の冒険モノからサイコパスなK・ベーコンの滑稽さと不気味さにこれまた滑稽な銃撃戦と最高。
お節介な婆アの乱入がコレまた楽しい。
B級感、満載で主役の子供二人も良いくて個人的にベーコン最高傑作。
ワイルドなおっさんvs悪ガキ
ケヴィン・ベーコンの狂気!
盗んだ車で走り出した子供たちを制裁するために文字通りコップ・カーに乗り込み、追いかけ回す!
熟年のしぶさを全面に押し出したケヴィン・ベーコンの傑作である。
確かに、実際に子供と会い見えるまでには時間がかかるし、そこそこ尺稼ぎも見られた。
だが、全体としてはテンポよく進んでおり、ジョン・ワッツ監督の手腕が十二分に発揮されていた。
これは「スパイダーマン/ホームカミング」が楽しみでならない。
もっと欲をいうとケヴィン・ベーコンの制服姿をもう少し見たかった。割と序盤で脱いでるしね。
グラサンがよく似合う
子供の性格の違いを細く描写し、また大人ならばストップがかかるところを素通りして進んでしまう子供っぽさ、危うさ、更に、そんな状況じゃないはずが無邪気だったり、計画性のなさ、先の読みの甘さなど、子供表現は秀逸なものが多い。保安官の悪知恵や間抜けぶりは、ホームアローンの泥棒役に通じるものを感じたが、ケビンベーコンの枯れた感じが実に良い味を出していた。
最後に用意された展開は、子供の冒険としては少し行き過ぎた結末のように思える。子供が守られた子供の世界から飛び出した結果、大人の現実に遭遇するのも不可避といったところかも知れないが、冷静に考えて、あんな事件は滅多やたらに起こらない訳で、トロッコの例を挙げていた方もいたが、むしろ、些細なことに怯え、その心の闇に葛藤する形の方が、収まりが良かったように思った。
思春期に少年から大人に変わる
まさしく現代版『スタンド・バイ・ミー』というほかない青春映画でありながら時にマカロニウエスタンのようでもある(クライマックスの変則メキシカンスタンドオフが白眉)。新鋭ジョン・ワッツの演出力に唸りながらケヴィン・ベーコンのいつもと変わらぬ最高加減に親指立てました
「思春期に少年から大人に変わる」を象徴的な画として見せてくれるのが青春映画というもの。『コップ・カー』が偉いのはそこをちゃんとしながら面白いことをしてみて自らの作家性を表明しているところだと思う。ジョン・ワッツが監督する新『スパイダーマン』が楽しみ
アメリカ版・トロッコ(芥川龍之介)
劇場で見逃して、ずっと未練があった映画。
少しの間新文芸坐でやってくれることが判明したので急いで時間つくっていきました。
オープニングの音楽いいですね!
あとケビンベーコンがよい!好き!(やっぱりATSUSHI に似てるよね?EXILEの!!笑)
他は……映画好きな人なら面白いんじゃないかなあ。
映画への愛がないと「なんじゃこりゃ」で終わりそう。そんなかんじの、「なかなかよい低予算映画」。
ちょっとした出来心がエスカレートしていつのまにかとんでもない遠くまで来てしまった。最後の子供達の、振りきれた自棄と、恐怖と不安と疲労、はやくおうちに帰りたい…って心細さ。まさに芥川龍之介のトロッコ。あんなに血生臭かったのになんか最後は懐かしい甘酸っぱい気持ちになりました。
これは面白い!
トークショー付で観賞。
短い尺で、しかも話はとてもシンプル。登場人物がどんな人間なのか何があったのか描写がないのに、それが今置かれている環境等で上手く伝わってくる。
面白い!
誰でも幼少期にイタズラの1つや2つした事があると思います。今思えばそれやったらアカンでしょう的な…(笑) そんな描写・演出も上手い!
ケビン・ベーコンが靴紐を使って車のドアのロックを懸命に外そうとするシーンがあるのですが、なかなか上手くいかず観てるコチラも「あー!後ちょい」などと一緒になって頑張れ~なんて思ってしまうんです。シンプルなシーンなのにここまで魅せてくれるのも好き←トークショーの受け売りですw
子供たちの心の成長も垣間見える。
どこかB級感ただよう傑作掘り出し物的な作品です。
素晴らしかった
子供の独自ルールや気にするポイントがとんちんかんなところや、車がDで少しずつ動くこと、ライトのつけ方が分からない代わりにパトランプは点けられるところなど、子供の感性がリアルに描かれていてすごくよかった。
シナリオがとても面白くて、この規模なら本気で頑張れば豊栄や白根で撮れる、だけどオレは撮っていない。それが残念であり、恥ずかしくもあり、口だけなところを痛感させられる。
楽しい
てっきり、悪徳警官のベーコンが少年達を追い詰めていくスリラー映画と思って観に行ったら大変楽しいジュブナイルでした。
むしろベーコンが不憫で面白いのと、終盤までヤバさを自覚しない少年達の無知からくる自覚してない危機にはらはらドキドキ爆笑という感じ。
他人を傷つける怖さと痛みを知り大人になる少年、怖さを乗り越える勇気を得た少年と、成長が見えるラストが最高。
なんか中途半端な気がします
面白い題材だと思いますが、もっと警官が悪だったらと。
カーチェイスのシーンも思ったより少なく、最後はあっけない・・・
少年たちは何を得たのだろうか?
思ったよりも少年たちに気持ちが入らず、残念でした。
Boys will be boys.
ゆるいw
でも、それがいい。
推定年齢10歳の男の子2人が、ニュー・メキシコ州の荒野を
「言っちゃいけない言葉を言うゲーム(?)」をしながら歩いている。
――どうやら家出中らしい。
aで始まるやつとかsで始まるやつとかdで始まるやつとか。
トラビスが主導してハリスンが復唱するんだけど、
fで始まるやつだけは、ハリスンは復唱を拒否する。
どうもハリスンの方が若干おとなしいらしく、
トラビスに「おばあちゃん子」とか「チキン」とか言われたりする。
途中で蛇の巣穴を見つけると、棒きれを突っ込んで出られなくしたり
――男の子がする、無意味な遊び満載w
全編にわたって、こんな調子。
ゆるいw
それに振り回される大人が、ケビン・ベーコン演ずるシェリフ。
かなりの悪徳保安官なんだが、
これまた、どっかゆるいw
Boys will be boys. ――男の子は、男の子。
ニヤニヤ。そしてハラハラ。
ストーリー展開には、なんだかなあ、というところもあるけど、
ハリスンが、殻を1枚破って、
最後、じわっと涙。
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