キングコング 髑髏島の巨神のレビュー・感想・評価
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娯楽怪獣映画!
先ずは冒頭がよい。
シーンの意外性と共に、本作が良質なアクション映画であることが提示され、安心して鑑賞に入ることができた。
主体的な視線を意識したカメラワークは最近の流行りだが、多用せず、うまく使っている。
製作者はかなりの怪獣映画マニアなのだろう。
「あのシーンの元ネタは、あれだよね。」などと、トリビア探しをするのも楽しい。私は平成ガメラシリーズの影響を多く感じた。
サミエル・L・ジャクソンだけに、ドラマパートににも期待してしまうが、登場人物が多い上に未整理で、”大佐の狂気”も拍子が抜けてしまった。かの大作と比較するのは元よりナンセンスで、虎(地獄の黙示録)の皮衣を借りた"見せ物"と言う風だ。その辺りも”怪獣映画”ならでは…となるのだろう。
コングの表情が良い。
あの”やわらかい”表情が映画に奥行きと説得力を与えている。
時代背景が具体的なだけに、少し深読みをしたくなるが、”具体的背景”以上には機能しない。娯楽映画の”味付け”と思うのがよい。
悪口に聞こえるかもしれないが、むしろそれが”怪獣娯楽映画”であり「キングコング対ゴジラ」の正統な後継であると思う。
楽しかったよー(笑)
楽しかったっすよ(笑)二回目観ちゃったくらい!
予告編を観た時は、大丈夫か?レジェンダリー?と思いましたが、
そこは、流石に怪獣好き集団!
寄ってたかって何とかしちゃった感じです。
今作の見どころ、そりゃもう、全人類の中でキングコングと
ガチで眼の飛ばし合いが出来るのは、サミュエル・L・ジャクソンと
プーチンさんくらいのもんでしょう
ああ、プーチンさんは出てません。念のため。(笑)
裏テーマであるベトナム戦争の愚かしさ、
ベトナム戦争に限らず、日本の太平洋戦争も同じだけど、
上層部や、上官のつまらない意地の為に
多数の若者が無駄に殺された怒りも込めた作品でした。
ゴジラと同じく、イヤ、それ以上にキングコングも、
良い意味で神として畏敬の念を込めた存在として描かれてました。
以前の日本のゴジラシリーズみたいに、
安易な金儲け路線に堕ちる事なく、
自然への畏敬の念と、
自然に抗う人間への警鐘として作られている間は、
少々の不都合があっても(笑)
私はこの手の映画を応援しますよ。
ただ、今回一つだけ納得出来ないのは、
レジェンダリーが中国資本に買われたせいだと思いますが、
いきなり中国人の女の子がシレ〜っと出てる事。
なんでもそこそこ有名な女優さんらしいけど
生物博士という設定なのに、
どんな生き物が潜んでるか判らないこんな未知の島に行くのに、
気楽なハイキングに行く様な赤いチェックのシャツとかで
変に目立って、如何にも喰って下さいと言ってるみたい。
で、最初から最後まで、泥にまみれる事もなく洋服も綺麗なまま。
一緒に出てるブリー・ラーソンが崖を登ったり、川に落ちたり、
ドロドロになって頑張ってるのにいかにもお飾り的に
扱われてる事に、女優として疑問を持たないのかしら?
中国人がいけないと言う人種差別的な意味では無く、
出すなら出すで世界感を壊さない様に
ちゃんとした作り込みをして出して欲しい。
兎に角、この女の子の無駄な目立ち方がかなり目障り!
最近目立つこの手の中国的なゴリ押しは
いつか客離れに繋がるかも〜〜
良い意味で期待を裏切られた
すっかり怪獣映画。
なかなかいい感じ
キングコングvsゴジラを前提とした作品。
随所にゴジラとの繋がりが盛り込まれてました。
攻撃され流血したり、焼かれて瀕死の重傷を負ったりゴジラと闘って勝てるのか?無理じゃない?と心配しましたが、ゴジラもラドンもモスラもキングギドラもキングコングと同じ守り神だったんですね。
なので、次回作は守り神がタッグを組んででっかいトカゲを滅ぼす、、、ってことでしょうか?
キングコング並に激しく動くゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラが楽しみです。と、勝手に次回作を妄想してみました。ゴジラ対ガメラが観たい!!
コングの哀愁!コレだ、見たかったのは!
大味な作品でした
圧倒的破壊力
すごかった、もうひたすらビビりまくってしまい恥ずかしいぐらいハラハラドキドキ。最後に人間を守るコングがかっこいい。
そのほか生物の気持ち悪さも良かった、でも蟻も見たかった。続編がなんか壮大そうで、これは楽しみ。文句なく何も考えずにただその世界観に浸れる映画でした。
鑑賞記録
序盤、島まで向かう行程が眠すぎてうとうとしていたのですが、米軍が『地獄の黙示録』ばりに調子こいて爆弾をどんどこ落としているところをお仕置きしまくるコングさんが現れてからはすっかり目が覚めました。まさに、怪獣総進撃の幕開け!ありとあらゆる巨大不明生物が出てきます。
「この島で人類は最弱」というコピーの通り、人間はもういろいろな意味で喰われっぱなし。たとえ主役がロキさんだろうと、ヒロインが次期キャプテンマーベルだろうと、怪獣たちの前では存在感うすうす(サミュエル・“まざ○○っか”・L・ジャクソンはコングさんとにらめっこでもいい勝負してた。流石!)。それくらいこの作品は怪獣たちを魅せることに特化しています。
2013年の『パシフィック・リム(大傑作)』、2014年の『GODZILLA(私は好きです)』、そして今回の『キングコング』と、レジェンダリーピクチャーズが手掛ける怪獣映画で毎回感心させられるのが、怪獣またはロボットの繰り出すアクションです。『パシフィック・リム』で巨大ロボがタンカーをバットのように振り回す画とか、『GODZILLA』でゴジラが敵怪獣に渾身の放射火炎を食らわす画とか、こいつらにこんなことさせるんだ!すげー!っていうのが毎回あるんです。本作ではラスボスとのバトルがそれです。まさか怪獣映画で宍戸梅軒をやろうとは…(ネタバレか?)。ここは本当に楽しいの一言。
すでに多くの人たちが言っていますが、エンドロールが終わるまで立ち上がってはいけませぬぞ。知っている人は知っている情報ではあるのですが、やはり実際に映像化されるとワクワクしますね。今後の展開が超楽しみなシリーズであります。あと、本作のパンフレット、情報補完にはうってつけの素晴らしい物となってますので、映画を楽しめた人はぜひ。
ストーリー性は度外視しよう
ゴジラ(ハリウッド版含む)やガメラなどの怪獣映画は一通り観てきたものです.
一言で言うと「前半◯ 後半△ エンドロール後◎」といった感じです.
前半のあたりまでは次々と色々な怪獣(というかモンスター)が登場して結構おもしろいです.映像もゴジラ2014のように暗くて見えにくいというようなことはなく,明るく鮮明で美しいです.
ただ,後半あたりから「なんでそこでそういった判断!?」とか「それはちょっと漫画チックすぎるような」というような若干冷めてしまうような強引なストーリー展開や演出が多くなります.
「シンゴジラ」のせいで?非現実的シチュエーションには冷めてしまうようになってしまったのかもしれません^^;
ただ,純粋に迫力ある映像が続くので飽きることはないと思います.
最後に,エンドロールが流れても決して席を離れずに最後の最後まで観ないとこの映画を観た意味が三割減くらいになります.
個人的にはエンドロール後が1番震えました(笑)
久しぶりに迫力ある戦闘シーンを観た
軍機を叩き落とし、美女を助けるという王道のシーンはやはり初作キングコングから受け継いでいた。
映像的には生物版トランスフォーマーって感じがしたがとても満足できた。
エンドロールの後に次作を想像させる展開はまさかの対戦を期待させた。
待ち遠しい。
ひとつ言わせてもらえば、キングコング自身にとって見方なのか敵なのか人間を判断できる基準がどこにあったのか分からなかった。
一番の怪獣は
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