「ゴリラじゃない。キングコングだ!」キングコング 髑髏島の巨神 赤だるまさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴリラじゃない。キングコングだ!
ゴジラVSコングの予告が公開されもう一度見てみようと思い鑑賞。
正直微妙。この映画、全編クライマックスってよく言われてますけど個人的にはこの言葉があまり好きではないのです。やっぱりラストでの大きい盛り上がりをクライマックスというのであってずっとそのままだと盛り上がりに欠けるんだと思います。ラストのバトルも始めに見せたのと同じぐらいだったのでラストならでは!ってのは感じませんでした。
それと誰が死ぬかみたいなのは大体始まりで予測がつくので意外性もありませんでした。
でもいいところもありますよ。
まずCG!やっぱりハリウッドは凄いですよ。冒頭盛り上がらなかったとは書きましたが一つ一つのバトルは凄まじいです。殴り合いっていいですよね。非暴力・不服従なんてやってらんねえぜ!そしてバケモノの造形なんかはいい感じにグロかっこよくて男心をくすぐられますしコングの体の傷のつき方なんかはリアルで本当にそこにコングがいるかのような気分になりました。(リアルって言っても上野動物園で一回見たことあるだけですが...)映画館で見たらもっと凄かったろうな。羨ましい。
役者陣もベテランさんを多く起用しているので演技は安定しています。トムヒドルストンはロキのひょろっとしたイメージが強かったのであんなに筋肉モリモリマッチョマンの変態になれるとは思ってませんでした。さすがソーのオーディション受けただけはありますね。
こんな感じにハリウッドの凄さを感じれた一本です。とりあえずゴジラVSコングが楽しみです。