「世代を超えた心温まる友情物語」あなたの旅立ち、綴ります とえさんの映画レビュー(感想・評価)
世代を超えた心温まる友情物語
心がほっこり温かくなる作品だった
81歳の富豪の老婦人ハリエットは、何でも自分でやらないと気が済まないタイプ
そんな彼女が、退屈な毎日を過ごす中、地元紙に書かれた訃報を読み、その記事を書いたライター アンに「自分の訃報」を依頼する
そこから、ハリエットとアンの交流が始まり、次第に友情が生まれていく
ハリエットによれば
良い訃報の条件とは
1 家族に愛されていたこと
2 同僚から尊敬されていたこと
3 知らぬうちに誰かに影響を与えていたこと
4 ワイルドカード(誰にも負けない切り札)
以上の4つが書かれていること
しかし、ハリエットは「歯に絹着せぬ物言い」をするために
周りは敵ばかりで、彼女の悪口しかでてこず、ライターのアンはお手上げ
しかし、そうして調査をしているうちに、アンはハリエットの良さに気づいていく
人が腹を立てるときは「本当のこと」を言われた時
ハリエットは、何でもズバズバ言ってしまうため敵を作ってしまう
対するアンは臆病で自信がなく、いつも「本当にやりたいこと」が言い出せず、チャレンジができないため、自分の人生に満足できない
そんな対照的な二人が出会い、最初は対立していたけれど、アンはハリエットから刺激をもらうようになり、ハリエットはアンの影響で、自分の人生を見つめ直すようになる
私はアンの目線でこの映画を観ていた
アンとハリエットの親子以上に歳の離れた二人の間に芽生える友情がとても良かった
二人の友情が芽生える中で、ハリエットがアンにしたアドバイスが私の心にも刺さった
「自信のなさは野心を萎えさせる」
とか
「もっと失敗をしなさい。
失敗すれば生きられる。
失敗すればより賢くなる」
とか
それは、年齢を重ねて、成功し、財を築いた人の言葉だからこそ重みがあった
ハリエットはアンに見本を見せるように、81歳にして初チャレンジをする
きっと、彼女のチャレンジには、アンだけでなく、多くの人たちが心を動かされるはず
やりたいことがあるけれど、一歩踏み出すのに迷いがある人に特にオススメの作品
とえさん
みかずきです
追伸です。
とえさんのレビュー、空白行があるので、目に優しいです。読みやすいです。
私のレビューも文章の節目では空白行を入れています。
空白行のない長文は、目が疲れて大変ですから。
では、また共感作で交流させて下さい。
-以上-
はじめまして、とえさん
みかずきです
それ程大々的にPRはしませんでしたし、大資本が投下された作品でもありませんが、心温まる、人生の示唆に富んだ良作でした。
それ程、期待はしていなかったので掘り出し物を見つけたようでした。
我々はレビュアーですので、こういう作品こそ、レビューを通して、多くの人に知ってもらい、観てもらいたいです。
こういう作品をレビューを通して多くの人に知ってもらうのがレビュアーの役割だと思います。
では、また共感作で交流させて下さい。
-以上-