エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのレビュー・感想・評価
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絶賛のレビューをたくさん読んでいたのでハードルあがってしまってたか...
絶賛のレビューをたくさん読んでいたのでハードルあがってしまってたからか、6歳のボクが大人になるまでにくらべてしまうと、いまいち薄いなーという印象。何回も時計見てしまった。スペシャルな存在になりたいという若者特有の欲望はみてとれたけど。しかしスポーツ選抜ではいった野球部のやつらって、何しに大学にきてるの?とおもっちゃった。それは言わない約束なんだろけど。
人生賛歌
自分にとって大学って最悪につまらなかった思い出しかない(図書館で本を探していたら飛び降り自殺のアナウンスが流れてきたり)。
しかし、この映画は最高。
ということで、大学が舞台だけどメインテーマは大学生活ではないと思う。青春?みたいな何かのエネルギーをものすごく短い4日間という期間に凝縮させることで光を放つ。その光によって人生全体を照らし出そう。リンクレイター監督がやりたかったのはそういうことかなと思った。
大学生活サイコー
大学生活って楽しかったなぁーと改めて思い出させてくれる映画。
大学生特有のノリとアホらしさと温かみが溢れてる。
何も起きない映画だけど、みんなバカで、いい奴で、いい感じのチーム感が出てて、見ていて楽しい。
青春バカ映画
野球特待で大学に入ったヤツらが、野球部の寮に来て学校が始まるまでの3日間の話……なんだけど、全然ストーリーがない!強いて言えば錦織圭似の主人公に彼女ができる。そんだけ!あとはもうずーーっと、体育会系リア充っぽく遊びまくってるだけ。
なのになーんか面白くて、2時間楽しく観られちゃうのは、やっぱりこいつらのことが好きになっちゃうからなんだろうなぁ。
例えば野球部のロッカーで「仰向けに寝て目つぶって、みぞおちを親指で押さえられると立てないんだぜ」「まじで?」ってやってみると、別のやつがパンツ脱いで顔の上にまたがって「ふざけんな!!」ってなったり。あーもうバカだなーこいつらwwwっていう。
これを「青春の刹那的な輝き」みたいなふうに見ることもできると思うけど、私は「バカだなーこいつらwww」で終わりたい。
舞台が1980年代だったんで、その頃の音楽もとても楽しい。
野球の練習シーンでDEVOがかかった時はテンション上がりました。
あと、野球部特待生らしく、野球シーンの動きがちゃんとしてたのが良かった。
楽しい映画
アメリカの大学ってこうだったのねという感じの映画。
懐かしい感じがしてすごく良い。
物凄く少ないであろう、スポーツ推薦で強豪の大学入った人の話なので、下手に共感、あるある狙いでの映画ではなく、事実に基づいているんだろうね。こういうの、次々観てみたいと思った。
ざ、大学生
普通に面白い。時代はほぼ私が生まれた頃の話だが、いつの時代も大学生はこんな感じだな。
ただ日本と違うのは、先輩後輩があるが、あちらは無い。日本だったらありえないであろう体育会系の上下関係。まー、仲間との遊びと捉えれば大差ないだろう。音楽も非常にうまく使われており、その時代が好きならストーリー抜きにも楽しめるだろう。
全体としては面白いのだが、やはり私にはアメリカンジョークは合わないらしい。
リア充自慢
ピッチャーで女にもすぐ手を出し、仲間とも楽しげな超リア充ぶりを自慢されている感じだった。主人公が終始ニヤついていてしゃらくさかった。アメリカの運動部は上下関係が全然ない。それで強いのだから楽しいだけだろう。先日『ザ・ノンフィクション』で明治大学付属高校の応援団部のドキュメンタリーを見て、そのびしっとした軍隊みたいな感じが通過儀礼的で涙と鼻水にまみれておりすがすがしかった。アメリカの野球部ではさっぱり通過儀礼にもならない。楽しいだけだ。
野球の場面を楽しみにしていたのだが、ちょっと練習をしただけだった。
音楽や美術が素晴らしかった。しかし、あのように青春を謳歌できたらさぞ楽しいだろう。うらやましい。
大学生いぇーい
てかんじを体現してくれた作品。輝いてたあの頃、まさに鉄板な青春グラフィティ映画なので特に変わったところはないが名作にも引けをとらない作品だったと思う。この系統は必ず何人か仲間的なのが出てきますがこれもひとくせもふたくせもあるぶっ飛んでる最高なやつが出てきます!等身大の人が見たら今というのがどれだけ貴重で可能性のある時かと教えてくれますし、過ぎてしまった人も感情移入は難しいと思うがきらきらしたあの世界観は日頃のリアルを忘れさせてくれるとても心地よい作品だと思います。あと音楽が最高!いきなりキングスマンの予告でも流れてたマイシャローナから始まりシングストリートにも使われてたPop Musikが使われてたり最近好きになった曲が使われてて最高でした!
傑作!
リンクレイターが天才だと改めて実感できる作品。
内容はアメリカ大学野球部寮に新入生として入ってきた主人公が、大学の授業が始まるまでの3日間を上級生同級生と共にバカ騒ぎして過ごすというもの。野球しているのはたぶん10分程度!
舞台となっている80年代の音楽やファッションもたまらない。
体操服にホットパンツをヒゲ面が堂々と着こなしている。たまならなくダサい。でもそこがいい。
この映画が他の青春映画と違うのは体育会系を中心に据えつつ大学を俯瞰的にとらえている点。パンクス、文科系、アート系、話の流れでいろんな人種のパーティを転々としていく野球部。
アウェーの雰囲気に最初は尻込みしつつも、結局は各地で最高に楽しんでる姿は体育会系を経験してない人たちにも好感を与えてくれると思う。サイコーだ!
パンクス、アート系のパーティは主人公がパイプ役になる為、感情移入しやすくなってるしね。
そして要所要所に理知的で意味深いメッセージをぶっこんでくるのはリンクレイターらしい。ただの刹那的な乱痴気映画にならず、見終わったともここまで余韻が残るのはこのリンクレイターらしさがあるからだと思う。
部員の一人が監督に呼ばれ大学を辞めることになる。
後日その彼が実は30歳で、それを隠して各地の大学野球部への入退部を繰り返している事実がわかったシーンは大爆笑した。
・・・が、同時に彼の気持ちに非常に共感してしまうのもまた事実なのだ。
強豪野球部の大学の新学期までの三日間を描いた映画。とにかく遊びに全...
強豪野球部の大学の新学期までの三日間を描いた映画。とにかく遊びに全力で、まるで何も考えず楽しみまくる主人公たちを見ているだけで楽しくなる。
いわゆる青春映画の苦さ的な要素は少ないが、最後の教授が板書したセリフに、大学というなんでもありのモラトリアムな世界で何を開拓していくかが大事だという締めくくりにしたのが、リンクレイターらしいと感心した。
バッド・チューニングと何ら変りがない
舞台は80年だけど70年代の名残りまんまなアメリカ映画の学園モノ定番で典型的な若者たち。
筋骨隆々でちょび髭でバカ丸出しでダサくてお世辞にも男前が皆無な連中が自己中心的で自信過剰でそれなりにモテる。
80年代はモロにハードコア・パンク全盛期で一般的では無いが個人的にはPUNKS側なので本作は観ていてダサくて共感も出来ないし自分が学生の時は関わらなかった人種であり彼等の行いは不愉快でもある。
一般的な若者だからこそ拘りが無いってかカントリーにカウボーイにもなるしPUNKのライブやアート系と何にでも参加できるのは流行り物には躊躇ナシに飛び込む的なスタイルも感じが悪い。
70年代や80年代のカルチャーが好きでもコイツらはコノ映画はその時代の普通な学生の青春時代を描いているだけで単純極まりない。
主人公は若かりしM・ディロンに似ていたが調子乗りな感じが好きになれない。
彼奴らがプロになれるとは思えないし"ハンカチ王子"も大学行くからプロでダメになってしまった理由が解る気がする映画に仕上がった!?
眩しすぎる!
野球部の寮に入った新入生の大学入学までの3日間が描かれる。
1980年という設定だから、流れてくる音楽がとてもいい。時代も国も文化も違うが、懐かしい気持ちにさせてくれる。
将来への希望と不安を感じながら、ハメをはずす姿を見るとこちらもニヤニヤしてしまう。
あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい
リンクレイター作品はビフォアシリーズ、6才のボク~、バーニー、スクール・オブ・ロック観賞済。
最近70、80年代を舞台にした作品を色々と見ているからなのか、自分はまだ生まれていない時代の話で古臭く感じるはずなのに、主人公ジェイクと共に野球部の皆と過ごす三日間がエネルギッシュで、懐かしくて、いとおしくて、そして羨ましく感じられた。
観賞しつつ、なにがそんなに羨ましくさせるのかと考えていたけれど、それはアナログだからこそのface to faceな関係なんだと思う。
インターネットが発達し宅地開発や都市開発が行われた現代じゃ、何かをするのに人から教わる文化は廃れていくし、ディスコみたいなみんながハジける盛り場ももう無くなって、みんなで何かを共有することも少なくなった。
電話をしていても会って話したくなるし、仲間が喧嘩を始めればみんなで止めに入る、即興のイベントにもみんなで輪になって参加したり、今まで触れたことない物にも積極的に関わって楽しむ。
今の若者に必要なのは、そういうエネルギッシュになれる場な気がする。
劇中、人生を謳歌している人々のセリフは大学生活の事を語っている様でいて、人生における教訓だったり心構えで、もう青春時代を終えた自分にはこれからの人生色んな事が起きる中で、時たまふと思い出して見直したい人生のバイブル的な作品になった。
6才のボク~がこの作品に繋がり、この作品がビフォアシリーズへと繋がるってリンクレイター監督は言っていたけど、見終わってみると確かに各々の主人公はどこか芯の部分で繋がってる気がする。
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